神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

「(わたしのとなりの)ダイバーシティ座談会」を開催しました

2024/07/24

有瀬キャンパスでの様子
有瀬キャンパスでの様子
人文学部の金益見准教授
人文学部の金益見准教授
ポートアイランド第1キャンパスでの様子
ポートアイランド第1キャンパスでの様子
現代社会学部の江田英里香教授
現代社会学部の江田英里香教授
グローバル・コミュニケーション学部の深田將揮准教授
グローバル・コミュニケーション学部の深田將揮准教授

「社会は多様なひとでできている」「となりの人の人生や考えていることを知ろう」という趣旨のもと、男女共同参画推進室主催の「ダイバーシティ座談会」を開催しました。

全学教育推進機構の山口真紀講師がファシリテーターを務め、7月5日は有瀬キャンパスにて人文学部の金益見准教授、7月16日はポートアイランド第1キャンパスにて現代社会学部の江田英里香教授、グローバル・コミュニケーション学部の深田將揮准教授が登壇しました。

共通教育科目「男女共同参画推進論」、現代社会学部「国際協力論Ⅰ」の受講生ほか、申し込みのあった教職員・学生を含め、両日合わせて約400人が参加しました。

座談会では、「現在の自分をかたち作っているもの」について聞くことから始まりました。登壇者はそれぞれ、「家族」や「人(教員)との出会い」と答え、現在に至るまでのライフヒストリーを話し、キャリア、結婚、出産などのライフイベントについても触れました。

話題は多岐に渡りましたが、参加者の感想を見ると、金准教授の「心の中に大事なものを集めようと思って大学生活を過ごした」ことや「韓国名を名乗りはじめたとき、名刺を投げられた」こと、江田教授の「進学も留学も、『楽しそうなことはやってみる』『なんとかなる』と前向きに捉えて行動してきた」こと、そして「パートナー(夫)が育児休業を5年間取得した」こと、深田准教授の「アイデンティティの開示とその範囲は本人(学生)が決定するなど、個人の尊重がベースにある北米の教育と日本の比較」のエピソードが印象に残っている人が多かったようです。

最後に、ファシリテーターの山口講師から「ダイバーシティというと、『マイノリティを優遇すること』と捉えられることもある。多様性や『共に生きる』という言葉をめぐって、何を考えるとよいのか」と質問があり、金准教授は「『みんな違ってみんないい』というよりも、『みんな違ってみんな大変』という発想を持つことも大切」。江田教授は「自分の当たり前を『当たり前』と思いすぎないこと。世界はとても広いから、想像力を忘れないで」。深田准教授は「ダイバーシティ(diversity)の語源を考えてみると、”di”は『異なる』、"vers"は『方向』という意味がある。『みんながそれぞれ違いながらも、同じ方向を向いている』という意識が重要だと思う」と答えました。

参加者からは、「こうした座談会では成功した話を聞くことが多いが、そればかりではないという側面が知れた」「『多様性』のイメージは、 国籍やLGBTなどといった 『マイノリティ』や『特別な人』を受け入れるような意味でとらえる人が多い」「多様性とは『一人ひとりの違い』に目を向けることだと思った」などの感想が寄せられました。