今年度の「男女共同参画キャッチフレーズ」最優秀・優秀作品が決まり、表彰式を実施しました
2023/08/08
男女共同参画推進の目的や理念について理解を深めることを目的に教職員と学生から募集していた「2023年度 神戸学院大学 男女共同参画キャッチフレーズ」の最優秀作品と優秀作品が決まり、8月8日にポートアイランド第1キャンパスで表彰式が行われました。
応募作品332点の中から3次の選考を経て選ばれたのは次の3作品です。2020年から実施して4回目で初めて、受賞者全員が男子学生となりました。
最優秀賞
・「11,249人 11,249色」
坂本 拓也さん(現代社会学部3年次生)
※数字は本学の学生数(5月1日現在)です。
優秀賞
・「『おかしい』と言える勇気が社会を変える」
藤坂 凌成さん(経済学部1年次生)
・「生活も 仕事も 協力して 二刀流」
安本 一輝さん(現代社会学部3年次生)
3人には中村恵学長から表彰状と副賞の図書カードが授与されました。中村学長は表彰作品について、「坂本さんの作品は、数字が二つ並んでいるところに驚きがあり、選考委員の心に刺さりました。満場一致で最優秀でした。藤坂さんの作品で想起させるのは今日のジャニーズ性加害の問題です。周りでは知っていたが誰も言わなかった。言える勇気が社会を変えるということが起きました。安本さんの作品は今年の一番のバズワードである『二刀流』を盛り込み、生活も仕事もと、教職員なら現実問題であるところを学生としても未来を考えて標語にしてくれたところが良かったです」と講評しました。
3人が述べた一言コメントは以下の通りです。
坂本拓也さん(最優秀):「十人十色」という言葉がありますが、本学は1万人以上も学生がいます。いろいろな人と出会えて、みんな違う色を持っていることを伝えました。
藤坂凌成さん(優秀):それおかしいよと相手に伝えることは勇気がいります。最初の一歩を踏み出す勇気をみんなにも持ってほしいと思いました。
安本一輝さん(優秀):「グループ・アプローチ」の授業の受講生として応募しました。「二刀流」という言葉はポスターに使われたらきっと目に留まり、注目されると考えました。
選考委員として出席した住智明大学事務局長、伊藤亜都子男女共同参画推進室副室長、中山文室長からも順に一言がありました。中山室長は最優秀の作品に触れ、「これこそがダイバーシティの考え方です。私たちも(ダイバーシティ実現に対応するべく)動き始めています」と評価しました。