神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

「第5回森わさ賞」の受賞者表彰式を開催しました

2024/02/19

中村学長から表彰を受ける橋本さん(右)
中村学長から表彰を受ける橋本さん(右)
表彰状を手にする中村学長と副賞を手にする橋本さん
表彰状を手にする中村学長と副賞を手にする橋本さん
祝福の言葉を述べる中村学長
祝福の言葉を述べる中村学長
受賞のあいさつをする橋本さん
受賞のあいさつをする橋本さん

「第5回神戸学院大学森わさ賞」受賞が決まった兵庫県栄養士会会長の橋本加代さんを招き、2月15日にポートアイランド第1キャンパスで幹部教職員が出席して表彰式が開かれました。

「私立森裁縫女学校」(学校法人神戸学院の原点)を1912(明治45)年に創立した森わさ校祖の志と建学の精神を継承し、研究、教育、社会において活躍する女性の教職員、卒業生・修了生を顕彰する「森わさ賞」は2019年度に創設されました。男女共同参画推進室が担当し、中村恵学長が同賞選考委員会の委員長を務めています。

橋本さんは1979年に栄養学部を卒業後、北摂中央病院で管理栄養士として患者の栄養管理を担当。1981年からは兵庫県社保健所健康課をかわきりに県行政栄養士として10年以上にわたり県民の健康を守る施策に従事されました。退職後は管理栄養士養成施設で後進を指導。2010年以降は兵庫県栄養士会の広報など運営に関わり、2022年からは会長として組織をけん引されています。

表彰状と副賞のクリスタルトロフィーを橋本さんに手渡した中村学長は、「橋本さんは本学の最初の学部だった栄養学部の卒業生であると同時に神戸学院女子高等学校も卒業なさった。県民の健康に資する活動をされ、被災地での栄養指導もなさった。武庫川女子大学でも教鞭を執られ、行政経験を生かして学生の教育にもあたられた。現在は県栄養士会会長の重責を果たされており、ご尽力に心から感謝申し上げます」と祝福の言葉を述べました

橋本さんは、「(高校時代に学んだ)報恩感謝と自治勤労という森わさ先生以来の教えを良く覚えております。大学を卒業して仕事をしてからは恩師の先生方に、さまざまな面で助けていただきました。学生の皆さんにはぜひ栄養士会の活動に参加していただけたらうれしいです。栄養学部卒業生一同、学生の皆さんの力になりたいと思っています。卒業後は立派な管理栄養士になっていただきたいです」と、受賞のあいさつで感謝と喜びの言葉を述べました。