男女共同参画推進への取り組み
第5回「森わさ賞」受賞者が、橋本加代さん(栄養学部卒業)に決定しました
2024/01/22
学校法人神戸学院の原点である私立森裁縫女学校の創立(1912(明治45)年)理念は、「艱難(かんなん)にくじけず自活していける女性」と「真に社会に役立つ人間」の育成にありました。
校祖森わさ先生のこの志を継承し、活躍する女性教職員、卒業生・修了生を顕彰するために、2019年度に「森わさ賞」が新設されました。
このたび開催された「『森わさ賞』選考委員会」(委員長:中村恵学長)において、橋本加代さん(兵庫県栄養士会 会長)が第5回の受賞者に決定しました。
橋本さんは1979年に本学の栄養学部を卒業後、北摂中央病院で管理栄養士として傷病者の栄養管理に従事されました。その後、1981年に兵庫県社保健所健康課に入職され、10年以上にわたり県民の健康施策に取り組まれました。兵庫県をご退職後は、管理栄養士養成施設で教鞭をとり、行政でのご経験をもとに後進の教育に尽力されました。さらに長年にわたり兵庫県栄養士会の活動に大きく貢献され、2010年から2014年まで兵庫県栄養士会広報委員、2020年から兵庫県栄養士会副会長、そして2022年より兵庫県栄養士会会長に就任し、兵庫県の管理栄養士や栄養士の活動を牽引されています。
また、上記の活動の成果として、永年会員表彰(日本栄養士会長、1999年)、栄養改善指導功労賞(兵庫県栄養士会長、2012年)、知事感謝(兵庫県知事、2019年)、先達賞(兵庫県栄養士会長、2018年)、会長賞・努力賞(兵庫県栄養士会長、2021年)を受賞されています。
表彰式は、2024年2月に行われる予定です。