「2024年度 神戸学院大学 男女共同参画キャッチフレーズ」最優秀賞・優秀賞が決定しました
2024/08/22
本学では、男女共同参画社会基本法の目的や理念について理解を深めることを目的として、2020年度より毎年度、立場や性別や年齢にかかわらず、すべての人が自分らしく、充実した人生を実現することのできる「神戸学院大学 男女共同参画キャッチフレーズ」を募集しています。
2024年度は、全354作品の応募のなかから、学長を委員長とした選考委員会によって次の3作品が選ばれました。
最優秀賞
・「みんなが持ってる自分のカタチ みんなでつくろう自由のパズル」
大森六々生さん(人文学部3年次生)
優秀賞
・「わからないをたくさん なるほどもたくさん」
桑原悠成さん(経済学部1年次生)
・「違いを力に、共に前進」
植野瑛翔さん(総合リハビリテーション学部1年次生)
8月9日に開催した表彰式では、中村恵学長から受賞者に表彰状と副賞・図書カード(最優秀賞:3,000円分、優秀賞2,000円分)の贈呈がありました。
審査委員長を務めた中村学長からは、「最優秀賞の大森さんの作品は『自由のパズル』という表現が素晴らしく、必ずしも決まった完成形を目指すのではなく、みんなの集まりで新しい世界をつくっていこうという意志を感じた。優秀賞の桑原さんの作品は、『わからないをたくさん』の『を』という言葉が効いていて、『わからないこと』を自分から見つけていこうという表現になっている。また植野さんの作品では、『違いを力に』で終わってしまうと、違いのある人だけのもの、また違いによる諍(いさか)いも想起されるところを、『共に前進』という言葉が続くことによって、みんなで力強く前を向いていこうとするスローガンになっている」と、それぞれの作品についての講評とお祝いの言葉がありました。
また、住智明大学事務局長は、「今年も多くの人が本学の男女共同参画のあり方について考える機会を持ってくれた。それ自体が素晴らしいこと。それぞれのキャッチフレーズが輝いている」。春藤総合リハビリテーション学部長は、「どのフレーズも『他者を理解して、共感する』というリハビリテーションの理念と合致しているように思った。言葉ひとつに自分の考えが慎重に込められており、素晴らしいセンスを感じることができた」と、祝福の言葉を述べました。
最優秀賞の大森さんは、「神戸学院大学は、自分から踏み込んで学べる機会が多い。これからもこうした機会を大事にして、男女共同参画社会の実現にも積極的に取り組んでいきたい」と受賞の喜びを語っていました。
受賞作品は、男女共同参画関連ポスターをはじめ、さまざまな広報・啓発活動に使用します。