大学紹介
大学憲章
大学は知の創造と継承を行う共同体である。この共同体は、真理を探究し継承することに努める教育職員と、それが滞りなく行われるよう支援する事務職員、そしてこの共同体に参画し、「知の創造と継承」を受け継ぐ意思を持った学生たちによって構成される。
このような知の共同体としての大学は、開学に際して「建学の精神」を宣言し、その精神の上に立った大学固有の使命(理念)を掲げる。この使命(理念)の達成は、大学を構成する教育職員、事務職員そして学生のすべてが、それぞれの役割を担い、力をあわせることによって初めて成し遂げられるものである。
神戸学院大学は、1966年(昭和41年)に開学し、「真理愛好、個性尊重」を建学の精神として掲げてきた。ここにこの建学の精神を改めて問い直し、神戸学院大学のあるべき姿(目指す姿)、それを実現するための教育と運営の基本理念、そしてその実現を担う教育職員と事務職員のあるべき姿を、次の「神戸学院大学憲章」として制定する。
神戸学院大学憲章
わたしたちは、神戸学院大学をさらに発展させるため、
ここに憲章を定め、一人ひとりが自覚と責任をもってこれを実践いたします。
建学の精神
『真理愛好・個性尊重』
学びと知の探究を通じて、普遍的な学問体系の英知に触れる喜びを実感し、その過程で自己と他者の個性に気づき、互いの存在をこよなく尊重する。
神戸学院大学の目指す姿
- 自己の可能性を引き出すことのできる大学
- 社会をリードする活力に富んだ人材を育成する大学
- 知を創造し、発信する大学
- 地域の住民・産業界と共に進化する大学
- 教育の本質を追究し、人権を尊重する大学
教育基本理念
- 生涯にわたる人間形成の基点となりうる教育
- 生涯にわたり高い専門性を修得できる教育
- グローバルな視点から地域社会の多様なニーズに対応できる教育
運営基本理念
- 中長期計画に基づいた健全で安定した運営
- 学生の修学活動とそのための環境整備を優先した運営
- 意思決定プロセスの透明化と情報の共有化を重視した運営
- 学生や教職員等の意見、第三者の評価を反映した運営
神戸学院大学が期待する教職員像
期待する教育職員像
- 建学の精神を遵守し、教学に反映する人
- 学生・教職員間の意思疎通に努め、相互理解を深めようとする人
- 学生の悩みやニーズに向き合い、真摯に相談相手になろうとする人
- 学生の知的好奇心を触発し、将来の進路を示そうとする人
- 社会的常識や倫理観を備え、良識を育もうとする人
- よりよい教育活動と研究活動に努めようとする人
- 自らの知見を大学運営や社会貢献に活かそうとする人
- 大学は学生が主体的に学ぶ場であることを認識できる人
期待する事務職員像
- 建学の精神を遵守し、教学支援に反映する人
- 学生・教職員間の意思疎通に努め、相互理解を深めようとする人
- 学生の立場に立った学生支援ができる人
- 自ら考え、主体的・積極的に業務を遂行しようとする人
- 担当職務のスペシャリストになろうと自己研鑽する人
- 担当職務に限らず、周囲の手助けになろうと努める人
- 大学は学生が主体的に学ぶ場であることを認識できる人
2007年10月25日