総合リハビリテーション学部の下助教が「正しいカラダの使い方を学ぼう!<第2回>」を実施しました
2023/12/06
総合リハビリテーション学部 理学療法学科の下和弘助教が、12月2日に神戸三宮サテライトで、「正しいカラダの使い方を学ぼう!<第2回>」を開催しました。
「人生100年時代」、高齢者から若者まで、全ての人が元気に活躍し続けられる社会、安心して暮らすことのできる社会をつくることが重要であり、教育・ライフスタイル・働き方などを含めて、誰もがWell-Being であることが大切だと言われています。そのような人生を共に歩む「自分の心と身体」へのセルフケアの一助として、創設者・森茂樹博士(初代学長)が抱いた、予防医学への思いを継承し、総合大学の特徴を活かした「健康づくり支援プログラム」が2022年度よりスタートしました。今年度は総合リハビリテーション学部・栄養学部・薬学部そして心理学部の4学部が連携し、「食事」と「運動」そして「心」について考えていただくプログラムを5つのコースに分けて実施しています。
9月に続き第2回となる今回は、小学生とその保護者4組が参加し、身体を動かしながら、筋力や可動域を確認し、個々に合わせたストレッチやトレーニングを行いました。
日々の生活の中で、良い姿勢でを心がけることはとても大切です。正しい身体の使い方やポジションを体感することで、日常生活の中でついてしまった身体のクセを理解し、良い姿勢を保つための身体の使い方を知ることができます。
前半はヨガマットを用いて、身体を動かして筋力や可動域を確認しながらストレッチやトレーニングを運動を中心に行いました。仰向けになり膝裏や腰、首などをできるだけ地面に接着させ隙間を埋めます。この姿勢を意識しながら、かかとに荷重することで正しい姿勢に近づきます。また、ドローインという運動で、呼吸によってお腹周りのインナーマッスルを鍛える方法も学びました。
後半はストレッチポールを使って体幹トレーニングとストレッチを行いました。参加者それぞれの身体の特徴に合わせて、弱点を解消するための運動を実践しました。
下助教は、「今回学んだストレッチやトレーニングは就寝前や空き時間で実践できるものが多く、日常生活の中に馴染ませて習慣にすることが大切になります。また普段使わない筋肉を鍛えることによって、成長期に発生しやすいケガの防止にもつながります」と呼びかけました。
第1回の様子はこちら