経済学部
「明石市内バス利用促進プロジェクト」で経済学部の関谷ゼミが提案した施策が明石市で採用されました
2024/03/25
「明石市内バス利用促進プロジェクト 企画発表会」(2023年6月24日)で、経済学部 関谷次博教授のゼミ学生(吉村舞衣さん、森竣一朗さん、親松壮志さん、富樫早織さん、大村真志さん、小久保俊亮さん、今井彩葉さん)が提案した「子育て世帯向けバスお試し無料乗車券の配布時期の変更」に関する施策が正式に明石市に採用され、2024年4月より実施されることになりました。
関谷ゼミは、明石市のバス利用促進策の1つである4か月検診受診者を対象としたバスお試し無料乗車券について、配布対象年齢を子どもが自力で歩けるようになる3~5歳頃に変更し、「バスのファン」を増やして将来的なバス利用に繋げることを提案していました。
提案に対し明石市からは「利用率の向上が期待できる大変興味深いものであり、現状に比べて新たな経費も特に必要としない現実的な提案である」との講評があり、実現に向けて準備を進めていました。2024年4月より施策が開始され、3歳6か月児健診でのバスお試し無料乗車券の配布がスタートします。
■「明石市内バス利用促進プロジェクト」について
明石市内を運行している路線バスでは、コロナ禍に伴う外出率の減少や自家用車率の上昇等の影響を受けて、乗車率が低い路線や時間帯があり、経営面で大きな課題となっています。明石市、神姫バス株式会社、山陽バス株式会社と連携した明石市内バス利用促進プロジェクトでは、市民の足となっている路線バスを活性化し、より魅力的な交通手段とすることを目指して、3学部4ゼミの学生が2023年4月から6月まで明石市内のバス区域におけるフィールドワークや調査を行い、各学部の専門性と学生の視点を生かした企画を考案しました。