Students interview
未来をつかんだ先輩たち
本学で多くのことを学び、
これから社会へ旅立とうとしている先輩たち。
将来の道を決めたきっかけや
就職活動中のエピソードなどを聞かせてもらいました。
薬剤師からMR※へ、思い切った方向転換。
未来をつかんだキッカケ
企業への就職を決めた理由は?
両親が薬剤師ということもあり、自分も5年次までは薬剤師として病院や薬局に勤務することを考えていました。しかし、同級生が製薬会社へインターンシップに行った話などを聞いているうちに、MR職にも興味を持つように。人と話すのが好きなので、周りからも「向いているんじゃない?」」と言われました。
そこで、5年次の1月から思い切って就職活動をスタート。企業への就職をめざす人はだいたい夏頃から始めているので、随分出遅れていました。今の内定先でのインターンシップの際に、グループワークで営業の面白さや奥深さを実感。やはりMRになりたいという気持ちを固めることができました。
就職活動はどのように行いましたか?
始めたのが遅かったので、少しでも選択肢を増やすために可能な限り説明会に参加しました。1日に2~3社の話を聞いたこともあります。並行して自己分析も徹底し、どんな質問にも柔軟に回答できるように備えました。方向転換するからには、「めざしたのが遅かったからダメだった」とは言いたくなかったんです。絶対になってみせるという気概で取り組みました。仕事の内容は違いますが、薬を通して多くの患者さんを救いたいという気持ちは薬剤師を志していたときと変わりません。大学生活の6年間で薬学に関する専門知識を学んだことが、MRとしても大きな強みになるはず。今後は英語学習にも力を入れ、グローバルに活躍できるMRをめざします。
※ Medical Representativeの略。医薬情報担当者。医師や薬剤師、看護師を中心とした医療関係者に、自社医薬品の品質、効能、安全性といった情報を提供します。
アストラゼネカ株式会社内定
林 昇太郎 さん
薬学部 薬学科 6年次生
※2018年取材時
(福岡・自由ケ丘高校出身)
内定までのステップ
- 5
年
次 -
1月~インターンシップ
製薬会社のインターンシップに参加。
-
2月~企業説明会
製薬会社の説明会に、できるだけ多く参加。
- 6
年
次 -
6月面接、内定
複数社受けたなかでも、社風が自分に合うと
感じた企業から内定。
興味を持って行動したことが自己PRに。
未来をつかんだキッカケ
大学生活で就職につながったことは?
1年次から3年次までは就職のためというよりも、興味を持ったことにはどんどん挑戦するようにしていました。そのなかで、1年次には学内で開催された「ANAエアラインスクール」に参加。最初はエアライン業界よりも物流業界に対する関心が大きかったのですが、ANA大阪空港の職員の方のお話を聞き、一人ひとりが誇りを持って仕事をしていることに強く心を打たれました。2年次にはホテルのインターンシップに参加、3年次前期にはセメスター留学でオーストラリアへ。未知の世界でも思い切って飛び込むことにより、自分を成長させることができたと思います。こうした経験は日記に書き留めていたため、就職活動中の自己分析や自己PRに非常に役立ちました。
就職活動はどのように行いましたか?
就職活動は社会を見るチャンスだと思い、少しでも面白そうと思った企業であれば必ず説明会に参加しました。全部で20社以上は回りましたが、最終的に選んだのはやはりずっと興味のあった物流業界。たくさんの会社を知ったことでANA大阪空港の魅力をより強く感じるようになり、仕事に対する興味と期待が大きく膨らんだため、入社を決意しました。勤務地は、ゼミでもよく訪れていた神戸空港。大学生活でお世話になった神戸の玄関口に立つことで、少しでも恩返しができたらと思っています。朗らかな笑顔でお客様にほっこりしてもらいながらも、オンタイムで飛行機の出発を手助けできるグランドスタッフになることが、これからの目標です。
ANA大阪空港株式会社内定
高山 珠貴 さん
グローバル・コミュニケーション学部
グローバル・コミュニケーション学科
英語コース 4年次生
※2018年取材時
(大阪・府立槻の木高校出身)
内定までのステップ
- 4
年
次 -
3月~企業説明会
業界を絞らず多くの企業の説明会に参加。
-
4月~エントリー
幼い頃から関心を持っていた物流業界に
絞ってエントリー。
-
6月面接、内定
3社の選考を受け、第一志望のANA大阪空港から内定。