ボランティア活動支援室 学生スタッフ環境班が「有瀬キャンパス グリーンツアー」を開催しました
2025/03/11
ボランティア活動支援室 学生スタッフ環境班の学生11人が2月25日「有瀬キャンパス グリーンツアー」を開催し、地域住民11人が参加しました。
ツアーの進行は現代社会学部現代社会学科の菊川裕幸講師、植物の解説は阪神シニアカレッジ園芸学科講師で野草の世界を楽しむ会代表の高野哲司氏が行いました。
はじめに高野氏がツアー形式で、有瀬キャンパスの植物を解説しました。珍しい植物の前で時折立ち止まり、名前やその由来、豆知識などを説明。参加者は植物に見入っていました。
その後、グループに分かれて有瀬キャンパスの植生調査を行いました。葉っぱを触ったり、木の実を拾ったり、何かわからない植物は両講師に聞いたりと、参加者は思い思いに調査を進めていきました。
最後はグループに分かれ、有瀬キャンパスの地図にその場所で見つけた植物とその特徴、豆知識などを書き込みました。すべての班の地図が完成した際には、有瀬キャンパスの植生の全貌解明とはいきませんが、確実に以前より明らかになりました。
今回参加した地域住民の方は「近くに住んでいて、大学祭などで訪れたことがあるが、新型コロナウイルスの影響などもあり大学と離れていました。今回のイベントは植物好きなこともあり楽しめました。大学生と過ごせて楽しかったです」と語りました。
学生スタッフの声
山村美月さん(人文学部・1年次生)「いつも通っているキャンパスなのに、普段は、行かない場所もあり、植物についても知らないことなどがある中で、新鮮な経験ができて良かったです」と新たな発見に喜んでいました。
宮本将希さん(人文学部・2年次年)
「普段学校に来る時は、植物などあまりよく見ていなかったけれど、詳しく知る事ができました。また、自分の知らない植物やメジャーな植物がどこにあるかなど知ることができました。次にフィールドワークをする時には、細かいことにも目を配るなど、今回の経験を生かしたいです」と話しました。
蔦江樹さん(経営学部・2年次生)
「今回のグリーンツアーは、とても楽しく、所属がポートアイランドキャンパスなので、普段有瀬キャンパスには行かないが、身近なところに植物がたくさんあることに気が付きました。また、地元の方々の植物に対する知識が豊富で圧倒されました」と地域の方との交流で感じたことを語ってくれました。
菊川講師は「地域の方と学生との親睦を深める事ができ、植物についても知っていただくことができて良かったです。有瀬も自然が豊かなのでこれを機に地域の人達がキャンパスを訪れるようになって欲しいです。これからも引き続き植物に関する調査をしていきます」と意気込んでいます。