ボランティア活動支援
令和6年能登半島地震被災地緊急支援ボランティア学生の第1陣が作業を終えて帰着しました
2024/03/14
令和6年能登半島地震被災地緊急支援ボランティア第1陣として被災地に派遣していた学生と教職員が3月12日、1泊2日のプログラムを終えて帰着しました。
災害支援対策本部会議(本部長・中村恵学長)が石川県など被災した現地の要請を受けて、春休み期間に2クールに分けて学生ボランティア計16人を派遣する方針を決めました。
各学部から集まった第1クールの8人と引率の教職員2人は11日、JR特急サンダーバードで金沢に到着、レンタカーで液状化現象や地盤の変状による被害の大きい同県内灘町に向かい、被災現場を視察しました。民家のブロック塀が倒壊し、排水溝が壊れ、地面に大きなひび割れがいくつも入っているのを確認しました。
2日目は石川県ボランティアバスで、木造家屋の倒壊や道路の損壊でやはり被害の大きい七尾市に入りました。七尾市災害ボランティアセンターで注意事項や作業手順について説明を受け、災害ごみ集積場の片づけ、資材置き場の整理、家屋や庭の片づけなどの活動に取り組みました。
七尾市で被災家屋の片づけをした松本華歩さん(栄養学部2年次生)は「瓦礫(がれき)や割れた食器が残る中、住人の方は高齢のため思うように作業が進んでいませんでした。壊れた家具などを災害ごみとして廃棄するのですが、被災者の方にとっては思い出の品だと思うと処理するのにも胸が痛みました」と話していました。第2クールの学生8人と引率の教職員2人も13日に同じエリアに向けて出発し14日に帰着する予定です。