ヴィッセル神戸
パートナーシップ事業
スポーツ振興や教育・研究活動を通じて人間性を高めることを目的として、プロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」と神戸学院大学はパートナーシップ契約を結んでいます。
ヴィッセル神戸とのパートナーシップ事業をきっかけに、ヴィッセル神戸を応援する学生サポーター事業を立ち上げ、学内イベントでのブース運営を始め、ファンづくりやスポーツの楽しさを広める活動を展開しています。
ヴィッセル神戸 パートナーシップ事業について詳しくはこちら
ここでしかできない経験が、一人ひとりの成長になる。
※2023年取材時
仲間との活動に、熱くなっている自分がいた。
多くの人が集まるオープンキャンパスや大学祭で、神戸学院大学とパートナーシップを結んでいるプロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」の魅力を発信したり、ファンづくりにつながる活動を展開する。それが、私たちサポーターの役目。オープンキャンパスに来た高校生をはじめとする参加者たちからの応援メッセージをフラッグにして選手へ届けたり、イベントを通じてヴィッセル神戸に興味を持ってもらうことが、私の喜びになっている。なんとなく始めた活動だけど、仲間と協力して“チームを盛り上げる”という目標に向けて活動することが楽しくて、気がつけば夢中になっていた。今は代表として、各機関との調整も任され責任もあるが、その分やりがいもあり、ますます活動に熱が入る。
さまざまな人たちとの交流で活気が生まれる。
サポーターの活動に参加することで、出会う人たちの幅が広がった。例えば学内で実施されるイベントの企画が始動するときに、私に連絡をくれるのは大学の社会連携部の方。企業など学外の組織や団体と学生をつないでくれる存在だ。この活動に参加しなければ、お世話になる機会もなかっただろうと思う。また、大学祭ではヴィッセル神戸のマスコットキャラクター「モーヴィ」やチーム公認のガールズ応援ユニット「ヴィッセルセレイア」が登場し、一緒にイベントを活気づけてくれる。ボールを蹴って的に当てるキックターゲットというゲームには、親子が遊びに来てくれることが多い。もちろん、小さな子どもたちも大歓迎だ。ヴィッセル神戸のファンが増えるほど私はうれしい。講義を受けているだけでは体験できない、世代を超えた人たちとの交流は、かけがえのない思い出になるだろう。
ここでしか結ばれなかった絆がある。
サポーター活動の中で特に印象的だったのは、ヴィッセル神戸オフィシャルの神戸学院大学オリジナルグッズとしてクリアファイルを製作できたこと。製作に携わるメンバーたちは、それぞれ忙しい日常を送っていたけれど、オンラインミーティングで集まり、みんなで意見を出しあった。ヴィッセル神戸の方とも打ち合わせをして、どこにもないデザインのクリアファイルが完成した。もちろん一人ではできなかったと思う。頼もしい仲間たちがいてくれたからこそ実現した特別な経験だ。ヴィッセル神戸もサポーターの仲間たちも、今の自分にはなくてはならない存在になっている。
「神戸を盛り上げたい」という、もうひとつのゴール。
熱を込めて応援するチームと私たちサポーターが、ともに目指すのは試合での勝利。では、何のために勝利を目指すのだろうか。そう考えたときに気づいたのは、神戸を盛り上げるという、もうひとつのゴール。ヴィッセル神戸が、勝利によって神戸を活気づけるように、私たちも、神戸のためにアクションを起こしたい。それは、新しいイベントかもしれない。ボランティアかもしれない。ヴィッセル神戸が、新しい目標を教えてくれたような気がする。私たちは、これからも熱い活動を続けていく。
ヴィッセル神戸学生サポーターの代表を務める、メンバーの中心的存在。
ほぼ毎試合スタジアムで観戦するという、熱いサポーター魂を持つ。