神戸学院大学

岡田悦夫・企画部長が「半どんの会文化賞」を受賞しました

2011/07/02

岡田部長(左から5人目)ら今年度の半どんの会文化賞受賞者
岡田部長(左から5人目)ら今年度の半どんの会文化賞受賞者
賞状を受ける岡田部長
賞状を受ける岡田部長
祝福の花束を手にする岡田部長
祝福の花束を手にする岡田部長

岡田悦夫企画部長が今年度の「半どんの会文化賞」(芸術文化奨励賞)を受賞し、7月2日、神戸市中央区の兵庫県民会館で開かれた贈呈式で、関係者から盛大な祝福と激励を受けました。

「半どんの会」は、兵庫県内に在住するか兵庫県にかかわりのある芸術家と、芸術を愛好し芸術文化の普及・向上に理解をもつ人々が、相互の親睦と郷土芸術文化の交流・振興に寄与することを目的に1952年に設立。県内では、最も伝統と権威のある芸術文化団体の一つとして知られています。

岡田企画部長は、明石ペンクラブ所属。90年から小説・随筆などの創作を始め、小説部門だけで「神戸新聞文芸」入選17回、「明石市文芸祭」「のじぎく文芸賞」などで入賞等13回。99年には『桂馬の麗子』で「神戸新聞文芸小説部門」年間優秀賞受賞。04年には、『一本橋』で「第15回浦安文学賞」(最終選考)などを受けています。

本学では94年4月に、学生団体「小説創作研究会うぐいす」を創設。現在も顧問として文芸指導にあたっています。

著書には、『明石を歩いた象と漱石』(巌松堂書店、2004年8月発行)、『明石に消えた恋と清張』(巌松堂書店、2007年8月発行)などがあります。

岡田企画部長は、「小説を書き始めて20年が過ぎました。おもに郷土の文化や歴史などをテーマにこつこつと執筆してきました。歴代の受賞者の方々は、小説家、美術家、音楽家など、その道のプロばかりなので、たいへん驚き、深く感謝しています。今回の受賞を励みにして、これからも多くの作品を創作して、“市民作家・郷土小説家”として、郷土文化の振興に努めて参ります。小説創作研究会うぐいすの部員らと合評会などで研鑽を積むなどして、今後も本学の学生といっしょに、各種文学賞に挑戦していきたいと思います」と、受賞の喜びと抱負を述べました。