今日の大学生に求められる「学士力」とは何かを考えるとき、大半の学生が卒業後の進路として選択する企業の視点は極めて重要である。本プログラムでは、本学の学生を採用した企業が、どのように本学の卒業生を評価し、どのような能力が不足していると感じているのかを調査し、正課や正課外の教育プログラムにフィードバックしていくことにより、中期的に社会人力の育成に取り組んでいく。

同時に、今日の就職環境を考えるとき、現在の３・４年次生にとっては即効性のある進路支援体制の強化が緊急の課題となっている。そこで本学では、前述した中期的な取組と並行して、求人票提出後の企業の募集継続状況調査や企業訪問の強化など企業との連携強化、就職情報システムの機能強化、進路相談員の増員や未内定学生へのフォローアップ体制の強化などを実施し、学生の就職活動を支援していく。