神戸学院大学

文部科学省採択プログラム

平成26年度開講科目 KPC開講 就業力講座Ⅲ

KPC開講 就業力講座Ⅲ

これからのビジネス社会で最も必要になる力は、自ら情報を収集し、不完全な情報のもとにおいても自分の頭で考える力(発想と論理的思考力)と、考えたことを人に伝え、納得させるコミュニケーション力(議論しプレゼンテーションする力)です。この授業を通じて、就職後も役に立つ一生モノの力を身につけましょう。

  • 定員
    40名/クラス
  • 3年次以上対象

抽選希望登録による事前申込要

テキスト

講師が作成した教材を適宜配布します

提出課題

講義終了後、ミニレポートを提出

講義概要

企業が事業やCSR(企業の社会的責任)に関する諸活動において抱えている課題の解決策についてグループでワークを行います。課題解決に向けた企画を作成・提案し、企業から評価を直接受けることを通じて、実践的な就業力を高めます。課外での自主的なグループワークが必要です。

講義スケジュール(予定)

前期 2単位
回数 主題 内容
1 オリエンテーション コースの目的、カリキュラムの内容と進め方、講師がこれまでビジネスの世界でやってきたことを紹介しながら、仕事をするとはどういうことなのかについて考えてもらい、本講座のウォーミングアップとします。
2 チームビルディング ワークのためのグループ分けをし、担当する企業を決めます。グループ内でメンバーを理解すること、グループワークの際の注意点、グループとしての取り組みルール宣言などを通じて、チームビルディング(チーム作り)をします。
3 プロジェクトマネジメント プロジェクトマネジメントの基本を学び、グループワークの段取りをします。担当企業を知ることを次回までの課題とします。
4 企業研究の発表 課題として調べてきたことを持ち寄り、各グループが担当企業の概要を発表します。
5 企業から課題提示 協力企業(複数)の方々にお越しいただき、課題を提示していただきます。各企業・担当グループに分かれてQ &Aを行い、取り組むべき課題に対する理解を深めます。
6 進捗状況の発表(1) 進捗状況を発表し、今後の進め方について教員からアドバイスを受けます。
7 プレゼン資料作成(1) 中間報告に向けて、プレゼン資料を作成します。
8 中間発表と講評 中間発表をし、相互講評、講師からの講評を踏まえ、最終発表に向けた改善点を明らかにします。
9 改善課題確認と段取り 最終発表に向けた改善課題を確認し、作業段取りをします。
10 進捗状況の発表(2) 進捗状況を発表し、今後の進め方について教員からアドバイスを受けます。
11 プレゼン資料作成(2) 企業に対する発表会に向け、プレゼン資料を作成します。
12 発表会(1) 企業に来学願い、検討結果を発表し、講評をいただきます。
13 発表会(2)
14 振り返りと報告書作成 各グループで、ワークを振り返り、報告書を作成します。
15 報告発表と総括 報告書に基づいて各グループが報告をし、講座全体を振り返り、総括します。

受講者の声

受講者の声
  • 様々なことに関心を持って行動すること、視野を広げることの大切さを学んだ。
  • ひとつのものにチームで長期的に取り組むことの楽しさと充実感を経験できた。
  • 企業研究のノウハウ、分業・協業を考慮してのチーム作業、論理的な考え方を学んだ。

講義の流れ

講義の流れ

講義内容

この科目は、ナマの企業の課題に対し、計画を立て、情報を集め、考え、議論し、企画をまとめるという流れで進めていきます。受け身ではなく、積極的に取り組むことで、修了時には、考える力とコミュニケーション力が格段に進歩します。

講義形式

企業の方々とのディスカッション
企業の方々とのディスカッション

2時限連続・隔週
(初回は前期最初の土曜日に行います。)

その他(注意事項)

  • 出来るだけ、ノートパソコンを持参してください。
  • グループ内の学生や協力企業に迷惑をかけることのないよう、最後までしっかり取り組んでください。

参加企業について(2014年度予定) ※順不同 地元企業の協力を得て進めます

企業名 業種 所在地
(株)神戸ポートピアホテル サービス 神戸市中央区港島中町
(株)JTB西日本 サービス 神戸市中央区東川崎町
(株)ロック・フィールド 製造 神戸市東灘区魚崎浜町
日新信用金庫 金融 明石市本町