文部科学省採択プログラム
平成26年度開講科目 KAC開講 就業力講座Ⅰ
KAC開講 就業力講座Ⅰ
大学生活は高校までとは違い、自分で動きださないと何も得られません。4年間の過ごし方をしっかり考えて、自分の将来の可能性を広げる大学生活をスタートさせましょう!
- 定員
150人/クラス - 1年次のみ対象
抽選希望登録による事前申込要
テキスト
マイキャリアノートⅠ(エンカレッジ)
提出課題
- 出席カード(毎回):授業の内容、意見、質問について
- 提出課題(最終回)(キャリアデザインマップ)
講義概要
大学では高校までと違い、与えられたことをこなすだけではなく、自分で考えて主体的に行動する姿勢・習慣が必要になります。主体的に行動するためには、自分で目標を設定し、その実現に向けた行動計画を立てられることが必要です。この講義では、みなさんの将来にとって価値のある充実した学生生活を送るために、自己理解を深め、社会への関心を高め、学生生活における目標と行動計画を設定します。
講義スケジュール(予定)
回数 | 主題 | 内容 |
---|---|---|
1 | 高校生までと大学生の違い | 大学生活では、答えはひとつではありません。自分の頭で考え、自分の言葉でそれを表現すればそれが正解になるからです。自分で考えることの大切さ、楽しさについて考えます。 |
2 | 世の中のことを考えよう | 無関係に見えて、世界のさまざまなことは、あたなと深い関わりがあります。世の中を知り、自分との関係を考えます。 |
3 | 大学生活と自己責任 | 大学生活では、成り行きや他人の意見に任せるのではなく、自分で考え選択、決定することが大切です。その判断材料となる自分の価値観・行動規範について考えます。 |
4 | 自分を伝える難しさ | 自分のことを伝えるためには自分のことを理解しておかなくてはなりません。自分をつかむことと、それを表現する難しさを学習します。 |
5 | 目標の力 | 目標を持てば生活がいきいきと締まってきます。また目標に向かっているという気持ちは、自信につながり、充実した時間をもたらします。大学生活における目標を考えてみましょう。 |
6・7 | ロールモデルから学ぶ | 就職活動を終えた先輩や、卒業している先輩のお話を聞き、社会とはどんなところなのか、考えてみましょう。 |
8 | コミュニケーションの意味 | 人に正確に情報を伝えるのは難しいことです。コミュニケーションの構造と、「送り手」「受け手」双方の役割を知り、自分の考えが、どのようにすればうまく相手に伝わるかを考えます。 |
9~11 | 体験学習 | コンビニ経営体験ゲーム |
12 | ディスカッションの心構え | ディスカッションを実りあるものにするには、その構造と心構えを知っておく必要があります。また、それらを知ることは「論理的思考」を学ぶことにも通じます。 |
13 | 自己概念とキャリアマインド | これまでに自分について、あるいは世の中について学んできました。「自分をもっと知りたい」「世の中をもっと知りたい」という思いから生まれる、キャリアマインドについて学習します。 |
14 | 目標実現までのプロセス | 目標を実現するには行動を起こさなければなりません。行動すれば、失敗もします。失敗したとき、それをどうとらえるかが重要です。失敗と目標実現の関係を学びます。 |
15 | キャリアデザインマップ作成 | 社会と積極的に関わりながら、具体的な目標を持ち、その実現方法を考えて、行動するための計画書「キャリアデザインマップ」を作成します。 |
受講者の声
- 自分のやりたいことや大学での目標を明確にすることができ、将来について考える良い機会になりました。
- 短時間での役割分担や問題解決の方法、課題意識を持つことの大切さを学んだ。
- 人と関わっていくことの大切さ、重要性に気づかされました。