2021年度のライフサイエンス産学連携研究センター(LSC)の活動について
沿革
2000年度文部科学省から「ハイテク・リサーチ・センター整備事業」に選定され発足したハイテク・リサーチ・センター(HRC)が発展的にライフサイエンス産学連携研究センター(LSC)となった(2005年)。HRCおよび初期のLSCの組織母体は栄養学部と薬学部の大学院博士課程である食品薬品総合科学研究科であった。総合リハビリテーション学研究科(2009年)、薬学研究科(食品薬品総合科学研究科から2013年に分離)が加わって、LSCは食品薬品総合科学研究科、栄養学研究科、総合リハビリテーション学研究科、薬学研究科から構成される医療・健康・福祉系研究組織となった。
採択課題
2000年-2004年「高齢化社会における加齢性疾患の予防・治療薬の開発研究」文部科学省・私立大学学術研究高度化推進事業(ハイテク・リサーチ・センター整備事業)
2006年-2010年「高齢化社会における加齢性疾患の予防・治療薬と機能性食品の開発研究」文部科学省・私立大学学術研究高度化推進事業(学術フロンテイア事業)
2012年-2016年「創剤・創薬・創剤支援を企図した医用ナノパーティキュレートシステム基盤研究拠点の形成」文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業
現活動
薬学部が2007年KPCに移転したことと、前プロジェクト(2006~2010年)についての文科省による最終評価の指摘事項に鑑みて研究課題を絞り込んだため、2012年-2016年のプロジェクトへの参加は、薬学部と一部の栄養学部の教員にとどまった。2017年以降は研究支援事業への応募活動はしていないが、学部間の相互理解を図るために、通年で1回の三学部合同研究発表会を開催してきた。今年度は、神戸学院大学における医療・健康・福祉系研究組織として、研究費獲得のための活動や、講演会の開催企画を行う予定である。