神戸学院大学

全学教育推進機構

キャリア教育サポーターによる企画イベント「就職活動のカギを探そう!」をポートアイランドキャンパスで実施しました

2025/01/23

団体紹介を行うキャリア教育サポーター
団体紹介を行うキャリア教育サポーター
「人が成長するときの構造」を説明する余田さん
「人が成長するときの構造」を説明する余田さん
ガクチカ探しゲームを行う学生たち
ガクチカ探しゲームを行う学生たち

ポートアイランドキャンパスに所属するキャリア教育サポーターが、早期からの就職活動への意識を醸成することを目的としたキャリア啓発イベント「就職活動のカギを探そう!」を1月8日・9日の2日間、ポートアイランドキャンパスにて実施しました。

本イベントでは、キャリアコンサルタントとして、さまざまなセミナーを行っている余田彩さんが、早期から就職活動に取り組むことの重要性や1・2年次生の段階から意識すべきこと・取り組むべきことについて講演しました。

講演では、人が成長するときの3段構造をピラミッド形式(下から意欲、知識、技術)で表し、“自身にとって満足度が高い内定”を得るためには土台が重要であるとしたうえで、意欲を高めるためには自分なりの目的や意味づけを早いうちから見つける必要があると説明しました。

さらに、就職活動でよく問われる「学生時代に頑張ったこと(通常ガクチカ)」の定義についても解説しました。その中で、ガクチカとは「経験の内容ではなく、経験の中で自分がどのようなマインドを持って行動してきたのか」が重要であり、就職活動では取り組んだことだけを相手に説明するのではなく、マインド面も伝えることが大切だと話しました。

その後、「ガクチカ探しゲーム」にて、参加者同士でガクチカにつながる身近な活動について話し合い、今から意識して取り組めることについて整理しました。さらに、キャリア教育サポーターからは、経験の幅を広げるきっかけを提供することを目的に、ボランティアや留学など、学内で挑戦できる活動について各団体・部署へのインタビュー内容とともに紹介しました。

最後に、採用人事の経験もある余田さんは、参加者から質問があった「面接官の印象に残る学生の特長」や「グループディスカッションでの振る舞いについて」、「余田さんが就職活動時に実際に話していたガクチカ」などについてアドバイスしました。

キャリア教育サポーターは、今回のイベントで得た気づきを生かし、引き続き学内のキャリア意識の向上につながる活動を行います。

■キャリア教育サポーターとは
学生が主体となり、後輩学生の授業支援やキャリア意識向上を促すイベントの企画・運営などの活動をとおして、学生同士で学びを支援しあう学生団体のこと。