神戸学院大学

全学教育推進機構

リカレント教育プログラム「高齢社会を支える医療・介護事業の経営持続性と発展性を担う人材の育成」講座が始まりました

2024/10/21

講義する備酒伸彦副学長
講義する備酒伸彦副学長

本学が、プロジェクトリーダー校を務めるリカレント教育プログラム「高齢社会を支える医療・介護事業の経営持続性と発展性を担う人材の育成」講座が、10月13日より産官学連携交流拠点「KOBE Co CREATION CENTER」にてスタートしました。

本プログラムは、大学都市神戸産官学プラットフォーム(以下「プラットフォーム」)の事業の一環として、神戸学院大学、神戸大学、兵庫県立大学、神戸市看護大学との共創により開発したものです。

急増する高齢者人口とともに本格的な人口減少社会を迎える中で、医療・介護事業分野の経営者は、慢性的な人材不足や限りある資源の有効活用といった課題を抱えています。本プログラムは、「質の高い効率的な医療・介護サービスの提供体制を確保するにはどうしたらいいのか」「経営の安定的に持続させていくためには」等の医療・介護事業分野の経営者が抱える課題に対して、国や兵庫県の最新の医療・介護政策、認知症や地域包括ケア等の最先端の医療・介護に関するリテラシー、医療・介護現場に特化したデータサイエンス、DX・AIの活用方法などの学びを総合的に提供し、医療・介護事業の経営課題の解決の一助としてもらう内容となっています。

初回講義は、本プログラムの発案者である備酒伸彦副学長(総合リハビリテーション学部教授)、(株)仲野メディカルオフィス代表取締役の仲野豊氏が登壇し、本プログラムが求められる背景等の説明から、医療と介護の複合ニーズが一層高まり、医療介護等の政策の動向、医療計画(地域医療構想)、医療介護DX、今後の医療介護経営に向けて(医療介護事業経営のポイント)等、医療・介護事業所経営に関わる4領域「法制度・計画」「経営」「リテラシー」「リスクマネジメント」の学びの必要性を説明しました。

受講生は、午前、午後それぞれ2時間を集中して聴き、講義終了後も多くの受講生が講師に質問する等、意識の高さが伝わりました。本プログラムは10日間、20回の講義を予定しており、12月22日(日)まで開講する予定です。

参考:【大学都市神戸産官学プラットフォーム】リカレント教育プログラム「高齢社会を支える医療・介護事業の経営持続性と発展性を担う人材の育成」