神戸学院大学

全学教育推進機構

産官学連携農業研修プログラム「楽農アカデミー」主催による地域の子どもたちを招待した「野菜収穫体験」を開催しました

2024/07/24

ミニトマトの収穫からスタートしました
ミニトマトの収穫からスタートしました
多くの参加者とスタッフで圃場がにぎわいました
多くの参加者とスタッフで圃場がにぎわいました

本学とJA兵庫六甲、神戸市が連携して農業の担い手を育成するため、今年度も開講している「楽農アカデミー」は、梅雨も明けて快晴の7月22日、受講生が4月に定植し、栽培してきた夏野菜を活用した地域支援事業として、神戸市西区の圃場で「野菜収穫体験」を開催しました。

桜が丘自治会の子ども食堂を利用している地域の子どもたちと家族を圃場に招待したもので、普段、食堂で口にしている野菜がどのように栽培されているのか、実際の収穫を通じて知ってもらうきっかけづくり(食育活動)が目的です。

炎天下での作業でしたが、子どもたちは皆興味津々の様子で、笑顔で野菜を収穫していました。またJA兵庫六甲のスタッフをはじめ、楽農アカデミーの講義を担当する現代社会学部の菊川裕幸講師やゼミ生がサポート、時折休憩も挟みながら、参加者全員が無事に収穫を終えることができました。

この日は子ども食堂の運営支援も兼ねており、楽農アカデミーから桜が丘自治会の子ども食堂へ夏野菜を食材提供しました。「今後も農業や食育を通じて地域への社会貢献活動を続けていきます」と関係者は話しています。

「楽農アカデミー」は2023年度から開講。農業の実践と経営に生かすプログラムで、講義は本学有瀬キャンパスで行い、実習は井吹南営農組合管理の圃場で行っています。