「モンゴル・ロシア共同学校」の中学生4人が本学を訪問しました
2023/08/01
![民族の歌と踊りを披露してくれたモンゴルの中学生](/files/source/DSC_3810.webp)
![モンゴルの生活をうかがわせる所作が入った民族舞踊](/files/source/DSC_3779.webp)
![民族の歌や舞踊を通じて国際交流センター関係者と交流](/files/source/DSC_3796.webp)
![岡部所長(右端)ら国際交流センター関係者と記念撮影するモンゴルの中学生(左から2人目は小山さん)](/files/source/DSC_3815.webp)
![学長表敬訪問でも急きょ、民族舞踊を披露してくれました](/files/source/DSC_3831.webp)
![中村学長に土産を手渡すアマルサナさん](/files/source/DSC_3850.webp)
![中村学長(中央)を囲み記念撮影](/files/source/DSC_3861.webp)
![図書館でモンゴルに関する本を手にする中学生たち(右端は教員のマイダルマさん)](/files/source/図書館にてモンゴルの書籍と②.webp)
モンゴルのインターナショナルスクール「モンゴル・ロシア共同学校」の中学3年生4人が7月31日、ポートアイランド第1キャンパスで、中村恵学長を表敬訪問したほか、伝統的な歌や踊りを披露しました。
一行は女子生徒4人(全員15歳)、日本語を教える教員のマイダルマさん、同じく日本語講師で、経済学部2021年度卒業生でもある小山大貴さん、モンゴルと縁の深い高知県で交換留学のサポートなどをしている「高知―モンゴル親善協会」の日本語講師、小路哲さんです。同校は首都ウランバートルにあり、ロシア語で授業をしています。中学生は夏休みの短期海外研修で、初めて来日しました。
学長訪問に先立ち、図書館や法学部の法廷教室を見学。さらに、国際交流センター関係者の前で、民族衣装を着てモンゴルの国歌や、民族の歌「タミネ(おまえに)」、モンゴル語の「幸せなら手をたたこう」(原曲はアメリカ民謡)を歌ってくれました。モンゴル西部に住むザフチン民族の舞踊「ボーフネゲンゴス(ブーツ)」も披露し、小路さんの解説によると、馬に乗る仕草と生乳をかき混ぜる仕草が踊りの所作に取り入れられていました。
学長表敬には市川秀喜副学長、国際交流センターの岡部芳彦所長が同席して懇談しました。「将来何を勉強したいですか」と中村学長が質問。ホランさんは「この大学で心理学を勉強したいです」と答え、アマルサナさんは「この大学でIT技術者になる勉強をしたいです」と答えました。急きょ舞踊を披露した2人も「経営学です」「ITです」と、目標はしっかりしている様子。中村学長は「勉強して(留学生として)必ず帰ってきてください」と激励しました。マイダルマさんは「4人ともロシア語は小1から、英語は小3から勉強し、日本語も少しできます。神戸学院大学の美しさに驚き、少なくとも3人は留学して近代的な図書館で勉強したがっています」と話していました。
一行は7月22日から高知県で約1週間ホームステイをしながら親善活動しました。姫路市でも日本文化を体験し、8月1日には大阪でユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)観光を楽しんで2日帰国します。4人は日本の印象について「新しい車がたくさん走っていて近代的(モンゴルは中古車が多いので)。食べ物はとてもおいしくて、特にラーメンとカレーライスが気に入りました」と笑顔で話していました。