国際交流センターが韓国・聖潔大学と本学の学生交流会を開きました
2023/12/22
本学と国際交流協定を結んでいる韓国・聖潔大学(安養市)の学生が12月21日、ポートアイランド第1キャンパスを訪れ、本学の学生との交流会に参加しました。
交流会は国際交流センターが企画してD号館アクティブスタジオで開かれ、聖潔大学側はグローバル物流学部のイ・ジュンソ教授と海外就職支援センターのキム・ヒェヨン准教授(言語学博士)の引率で日本語や日本文化に関心を持つ各学部生22人が参加しました。本学からは国際交流や韓国に関心のある各学部の1~6年次生24人が参加しました。岡部芳彦同センター所長の司会で進行し、グループごとに自己紹介で打ち解けた後、相互の大学の紹介動画を見ました。
イ教授は「『関西地域カルチャーマイニング』のテーマで、関西地域の文化という貴重な鉱物を掘り当てるように1年がかりで調査しており、来年は本になります。今回の交流会の成果も本執筆のための素材になればと思っています」とあいさつしました。
本で取り上げる22の話題の中から日韓の文化の違いについて、グローバル物流学部2年のキム・ユンチェさんが「現金文化と信用(カード)文化」、東アジア物流学部3年のムン・ガヨンさんが「醤油文化と唐辛子文化」と題し、調べた内容を発表しました。日本よりオンライン決済やカード決済が進んでいる韓国では、支払いを割り勘にする場合も、①店の人に1人の支払い分を計算してもらい、各自がカード払いにする②1人がまとめて払い、ほかの人が払った人に分担額を送金する――という興味深い報告もありました。
キャンパス・グリーンで記念撮影後、大会議室で中村恵学長、国際交流担当の市川秀喜副学長、住智明大学事務局長を表敬訪問しました。中村学長は「私もオーストラリアに留学した時に最初にできた友人は韓国人留学生でした。日韓は近い国同士。これからも友好関係を深めていきましょう」と、あいさつしました。
韓国側からは大阪の大学に半年間留学した学生や、今年8月に駐神戸大韓民国総領事館主催、本学共催で開催した「韓日大学生、友情の出会い」にも参加し、来年2月からは関西国際空港でのインターンシップに参加する予定の学生があいさつしました