神戸学院大学

国際交流

在神戸ウクライナ名誉領事館と松口正記念ウクライナ研究センターの開設記念レセプションを開催しました

2024/11/28

記念撮影するレセプション参加者ら
記念撮影するレセプション参加者ら
ウクライナ国歌の演奏と斉唱
ウクライナ国歌の演奏と斉唱
胸に手を当てて国歌を聴くコルスンスキー大使
胸に手を当てて国歌を聴くコルスンスキー大使
開会あいさつするコルスンスキー大使
開会あいさつするコルスンスキー大使
贈呈された感謝状を手にあいさつする松口社長
贈呈された感謝状を手にあいさつする松口社長
あいさつする中村学長
あいさつする中村学長
興が乗り、ウクライナの音楽に合わせて踊る参加者ら
興が乗り、ウクライナの音楽に合わせて踊る参加者ら
ラリサさんから名誉領事館に贈られたモタンカ人形を手にする岡部教授(左)
ラリサさんから名誉領事館に贈られたモタンカ人形を手にする岡部教授(左)

ポートアイランド第2キャンパス1号館4階で業務を始めた在神戸ウクライナ名誉領事館と神戸学院大学松口正記念ウクライナ研究センターの開設記念レセプションが11月26日、ポートアイランド第1キャンパスの学内レストランで関係者を集めて開かれました。

ロシアによる軍事侵攻でウクライナから日本に避難し、経済学部研究生を経て今年度から大学院人間文化学研究科修士課程に在籍するアンナ・トライノさんが司会を担当しました。冒頭でウクライナの国民的詩人、タラス・シェフチェンコの詩「遺言」の朗読と、同国の国歌「ウクライナは滅びず」の演奏と斉唱がありました。

続いてセルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使が開会のあいさつで、兵庫県、神戸市、本学などによる同国の平和と戦後の復興を見据えた協力に対する感謝の言葉を述べ、文化の発信拠点としての名誉領事館への期待を表明しました。この後、名誉領事館と研究センター開設にあたって両国の友好に貢献したとして松口正・OSPホールディングス(注1)代表取締役社長、本学の中村恵学長と住智明大学事務局長にコルスンスキー大使から感謝状が贈呈されました。
(注1)OSPホールディングス
シール・ラベルなどの印刷・加工、販売を行うグループ企業のホールディングカンパニー

松口社長は自身が理事長を務める公益財団法人松口奨学会の奨学金をアンナさんに支給して日本での就学を支援したことがきっかけになり、ウクライナ研究センターの開設でも運営費の寄附を決めた経緯を紹介。「OSPグループが掲げる知の探索、知の深化に続く『知の地球一体化』とも言える理念の実現のため」と資金協力の理由を述べました。アンナさんは「松口奨学会からの奨学金のおかげで私も勉強を続けることができました。この場をお借りして感謝申し上げます」と言葉を添えました。

さらに中村学長、来賓のキャロリン・デービッドソン在大阪英国総領事(関西領事団団長)、森英介日本ウクライナ友好議員連盟会長、齋藤元彦兵庫県知事、久元喜造神戸市長からあいさつが続き、姫野勉政府代表・関西担当特命全権大使の発声で乾杯しました。

ウクライナからの避難者を含む参加者はボルシチなどウクライナ料理を囲んで歓談し、ひょうごウクライナ支援チャリティ大使を務める玉木花怜さん、ラリサ・クーハチュークさん、ジェシーさんらによるミニウクライナコンサートを楽しみました。

最後に在神戸ウクライナ名誉領事と松口正記念ウクライナ研究センター長を務める岡部芳彦経済学部教授が閉会あいさつし、改めて感謝の言葉を述べました。

毎日放送MBS NEWSのニュース動画「神戸学院大学に国内唯一の『ウクライナ名誉領事館』開設 ウクライナの文化や歴史の発信拠点として期待」は
こちら

NHK 兵庫 NEWS WEBのニュース動画「神戸にウクライナ名誉領事館開設 両国の文化交流の拠点に」は
こちら

神戸新聞11月28日(木)朝刊「国内初ウクライナ名誉領事館 神戸学院大で公開 復興支援の拠点に」神戸新聞NEXTの記事は
こちら

「ポートアイランド第2キャンパスに在神戸ウクライナ名誉領事館と松口正記念ウクライナ研究センターを開設しました」の記事はこちら