ランゲージパートナー・バディ体験談
グローバル・コミュニケーション学部 4年次生 塩見 理帆
異文化の架け橋となる、心をつなぐ交流体験
私は日本の四季折々の自然や人々の温かさ、地域に根差した伝統文化などさまざまな要素に魅力を感じ、これらを国境を越えた多くの人々に伝えたいという思いから大学のボランティア活動の一環としてフランス人のバディとのパートナーシップを組みました。この取り組みは私にとって非常に意義深く、貴重な交流と新たな学びの場となりました。
最初の出会いは緊張と興奮で胸が高鳴りました。フランス人のバディと初めて対面し、お互いの名前や趣味、興味のあることについて話し合いました。言語の不安を感じていましたが、彼女はすでに日本語が上手だったため円滑なコミュニケーションが取れました。
バディとの活動では日本の文化や風習を紹介し、彼女が日常生活を快適に送れるようサポートしました。彼女の「やってみたい」「行きたい」という要望に応えるため、計画を立てて実行しました。ある日、彼女はお寿司が好きだと話していたため、放課後に三宮へ出かけ、100円の回転寿司に連れて行きました。フランスではお寿司は高価な食べ物で普段は食べることができないため、彼女は日本での生活を幸せだと笑顔で話していました。
また、彼女の日本語学習のサポートとして会話の中でクイズ形式の練習を行いました。例えば、日本の数量詞の使い方や数による単位の変化にバディは苦労し、自分の母語である日本語の難しさや複雑さを再認識しました。私は日本語を教える際、意味が通じていてもネイティブの日本人があまり使わない表現や助詞の使い方の間違いには即座に訂正するように心がけました。すると、彼女は次の会話で訂正を反映し、だんだんと自然な日本語を話せるようになり、私もその成長を喜びました。
活動終了の時には、バディだけではなく、同じ国際交流に参加している人たちを招待し、大阪の舞洲でバーベキューをしました。みんなで協力して火をおこし、3か月間の思い出話をしながら美味しいお肉を食べ、充実した時間を過ごしました。普段かかわることのない韓国からの留学生や他の学年の子たちとも交流する機会となり、とても楽しい思い出となりました。
この活動を通じて、異文化間の理解やコミュニケーションの重要性を実感しました。バディとの交流を通じて、フランスの文化や考え方についても学ぶことができました。また、自分自身も日本文化や風習について改めて考える機会となりました。
この取り組みは一方的なサポートではなく、お互いが対等な関係であり、互いに学び合える貴重な機会でした。バディの方々からは、日本での生活に対する興味や理解が深まり、彼らが充実した留学生活を送ることができたとの喜びの声をいただきました。異文化コミュニケーションの重要性や国際交流の素晴らしさを痛感したこの経験を通じて、今後も異文化交流の場を大切にし、世界の架け橋となるような活動に積極的に取り組んでいきたいと思います。
エンバビジネススクール 2023年度交換留学生 ロワゾー ポリーヌ
わたしの大切な出会い
2023年3月末に初めて日本に来ました。私の出身国フランスとは何もかもが違いました。
しかし、日本に来る前に、みくさんとランゲージパートナーになり、オンラインで話すことができました。神戸学院大学で最初の友達でした。みくさんのおかげで、私のストレスが減りました。日本に来てから、みくさんと直接会うことができました。初めて会ったとき、みくさんは寮にある洗濯機の使い方を手伝ってくれました。助けてくれて感謝しています。その後、みくさんは留学生としてオーストラリアへ行きました。留学は良い経験なので、私はみくさんが留学することをとてもうれしく思いました。
その後、国際センターからバディプログラムのお誘いがありました。私はすぐに「はい」と答えました。バディプログラムで理帆さんと悠生さんに出会いました。悠生さんは留学に興味を持っていたので、私は彼にアドバイスをしました。理帆さんのおかげで、いつも日本語の間違いを直すことができたので、私の日本語は上達しました。バディ期間中に、三人でお寿司を食べに行きました。お寿司を食べた後、UFOキャッチャーでとても大きいカービィプラッシュを取りました。素晴らしいチームワークでした。こんなに笑ったのは久しぶりでした。
私たちはみんな仲良くなったので、フランスには帰りたくないです。友達になってくれてありがとうと伝えたいです。