多様性が元気のもと!人文学部人間心理学科の学びに注目!
分野の異なる4領域を学べる人間心理学科は、指導する教員も実に多彩です。年齢層も幅広いうえ、実際に医療機関や教育機関など社会で実務を経験している教員が多いのが特徴です。 そんななか、プレイルームを設置するなどして地域の子育てを支援するプログラム「子育てサロン」を学内の教室で実施したり、学外でも病院や施設で実習を行ったりなど、学生が地域・社会とつながる機会を数多く用意。多様なバックグラウンドを持つ教員によって、幅広い領域を網羅する実践的な教育を受けることができます。
また、2015年度現在で、17名の教員のうち10名が女性教員で構成されていることも大きな特徴のひとつです。
人間心理学科で学ぶ学生の約半数は女子学生。そのため、学生の男女比率に合致した教員構成となっています。このことは、特に女子学生を中心に、4年間を過ごす上で安心感を与えることとなり、学科全体の活力にもつながっています。
“心理学”と聞くと、カウンセリングなど心の病に関連した学問を想像する方も多いのではないでしょうか。実際には、子どもの発達障害や認知症のメカニズムを考えたり、広告が社会に与える心理的影響を研究したり、最近では、インターネットによる心理面への影響を考えるといったことも研究対象になるなど、その領域は広範囲に広がっています。今の私たちの生活すべてに関わってくるといってよいでしょう。専門家を目指す学生はもちろんですが、一般企業で働く場合にも非常に役に立つ学問だと言えます。
本学科では、心理学を学ぶ方法としてグループワークや実習を重視し実践力を養う教育を行っています。同時に、客観的に物事を判断する能力を身に付けることができるよう、結果の裏付けとなる統計的な手法を学ぶ教育にも注力しています。また、本学科は、学生を指導するスタッフも男性と女性の教員の割合が半々とバランスがよく、その年齢や経歴もさまざま。学生が目指したいと考える将来像のパターンが身近に数多く存在していることは、学科の大きな魅力となっています。
人生においては、人間関係に悩んだり傷ついたりすることは多々あるものです。そんなときに、柔道の“受け身”のように、上手な倒れ方、致命傷を負わないためのコツを教えてくれるのが心理学。私たち教員と一緒に、人間関係をスムーズにする基本的なルールを学んでみませんか?