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“知” にまつわるさまざまな情報を提供し、図書館の広報活動も行うなど学生が大活躍!

「学生とともに創る活動的な図書館」を掲げる神戸学院大学図書館では、学生が企画イベントに参加するだけでなく、広報活動の補助など図書館業務の一部を希望する学生にスタッフとして任せています。「学生ボランティア」と「学生情報通信員」と呼ばれる彼らスタッフは、図書館をキーステーションとして図書館職員とともに“共創”し、神戸学院大学図書館を盛り上げる重要な役割を担っています。

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図書館内の飾り付けの制作や特別展示などのスタッフとしても学生ボランティアは大活躍

事例:『学生ボランティア・学生情報通信員』

学生情報通信員は、大学内外から得た“知”に関する旬の情報を携帯電話やパソコンから図書館に提供し、より蔵書の充実を図るサポートをしています。これらの情報を参考にし、図書館内のコーナーや書棚を利用して広報用の飾り付け(POP)やポスターを作るなどして、学生の読書推進に一役買っているのが学生ボランティアです。こうした学生スタッフは、社会人としての責任を負う立場であることをしっかりと認識してもらうため、事前に著作権や個人情報保護に関する研修を行っています。

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学生ボランティアがテーマを決めて企画展示することも

学生ボランティアは月に一度、有瀬図書館とポーアイ図書館に集まりミーティングを行い活動しています。年度末には一年間に渡る活動のまとめとして広報「WISSEN」を発行。年間を通して、学生にいかに本を手に取ってもらえるかを学生目線で考え、さまざまな形で図書館の広報活動に貢献しています。

学生ボランティアに参加して

人文学部人文学科4年次生 大津 早紀さん

『ビブリオバトル』への参加が自信に貴重な経験ができて良かった

いったん参加を断るも思い切ってチャレンジ

私は、本学に入学して有瀬図書館の説明を受けた際、「図書館が立派ですごい!」と感動し、読書が好きなこともあって図書館の学生ボランティアスタッフに参加しました。活動は、新企画が立ち上がると集まって分担を決め制作作業を行ったりしています。そんな中、3年次生の時に図書館職員の方から「ビブリオバトル」のお話を伺いました。「ビブリオバトル」は、一番読みたい本をプレゼンテーションで決める書評合戦形式のイベントです。私は、人前に立つ不安から参加をいったんお断りしたのですが、本の面白さを大勢の人と共有したいと思い、参加することにしました。

大勢の人の前で話すことが大きな自信に

推薦本にマーク・エイブラムス著「イグノーベル賞 世にも奇妙な大研究に捧ぐ!」を選びました。イグノーベル賞とは、人々を笑わせつつ、考えさせてくれる研究に与えられる世界的な賞です。地区予選では、受賞作品のユニークな内容が会場の参加者に受けたのかトップに立ちました。各県の大学代表が集う東京での全国大会では残念ながら敗退しましたが、苦手だった人前に立って堂々とプレゼンテーションできたことは大変自信になりました。こうした貴重な経験ができ、図書館の学生ボランティアスタッフに参加して本当に良かったと思います。

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