神戸学院大学

学部・大学院・教育

2022年度 総合リハビリテーション学研究科 教育目標・方針

医療リハビリテーション学専攻/修士・博士後期  社会リハビリテーション学専攻/修士

リハビリテーションの現場でリーダーとなる専門職業人と、将来の教育・研究を担う人材を育成

医学や医療技術の進歩、社会制度の現状・展望を適切に把握し対応・支援できる高度な専門職業人と、リハビリテーション分野の次代の教育・研究を担う人材を育成します。あわせて、大学院の研究成果を社会に公表し、社会に貢献できる人材を創出することを目指しています。

理念
総合リハビリテーション学研究科は、「真理愛好・個性尊重」という本学の建学の精神に則り、医学や医療技術の進歩又は社会の制度、現状と将来への展望を適切に把握して対応・支援できる人材の育成と、これからのリハビリテーション領域における教育・研究を担う人材の育成を図り、総合リハビリテーション学の発展に寄与する。
目的
総合リハビリテーション学研究科では、(1)医療・福祉に関わる分野でリーダーとなる高度な専門職業人の育成、(2)大学、短期大学、及び専門学校等の養成機関での教育者の育成、(3)研究機関及び企業の研究所等での研究者の育成、大学・大学院での教育・研究者の育成、を目的とする。

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与の方針)

修士課程

総合リハビリテーション学研究科の定める期間在学して、所要単位を修得すること、かつ、必要な研究指導を受け、修士論文の審査及び最終試験に合格して、修士課程を修了し、次の能力を修得したものに修士の学位を授与する。

保健・医療・福祉領域における教育・研究者・高度な専門職として

  1. 人と社会を見据える広く深い学識を備え、教育・研究・職を担うための知識や技能を身につけている。(知識・技能)
  2. 1で示した学識をもとに、自ら課題を発見し、その解決方法を見出すことができる。(思考・判断・表現)
  3. 1と2を実現するための基礎的能力として、先行研究や文献を広く学び、その上で考察を進めるという研究方法を身につけている。(思考・判断・表現)
  4. 高い倫理性と責任感をもって研究・職に取り組むという意欲と態度をもっている。(意欲・態度)

博士後期課程

総合リハビリテーション学研究科の定める期間在学して、所要単位を修得すること、かつ、必要な研究指導を受け、博士論文の審査及び最終試験に合格して、博士課程を修了し、次の能力を修得したものに博士の学位を授与する。

保健・医療・福祉領域における教育・研究者・高度な専門職として

  1. 人と社会を見据える広く深い学識を備え、研究者として自立して教育・研究活動を行い、または高度な専門性を必要とする職業を担うため高度な専門知識や技能を身につけている。(知識・技能)
  2. 狭義の専攻分野にとどまらず、人と社会という広範な対象を研究分野として捉え、論理的整合性を保ちつつ高い独創性を有し、高度な専門知識や技能を活用して、課題を発見・考察して、解決の方法を見出すことができる。(思考・判断・表現)
  3. 2を実現するために、専攻分野や関連する領域、その他、様々な領域の学に興味をもち、それらの先行研究、研究資料等を充分に把握・分析・解釈して、判断することができる。(思考・判断・表現)
  4. 高い倫理性と責任感をもって、独創的研究・職を実践することがで、多様な人々との協働においてリーダーシップを発揮できる。(意欲・態度・思考・判断・表現)

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

修士課程

研究科修士課程の授業科目に、共通科目、専門基礎科目及び専門科目を設定している。
共通科目は、総合リハビリテーションに共通する広範な知識と関係職種の理解と連携及びリハビリテーションスタッフに必須な研究マインド、実践の場に必要な指導力を発揮できる人材育成の基盤づくりを目指す。
専門基礎科目は、専門科目の各領域の共通基盤として必須な科目を設定している。
専門科目は、研究論文をまとめあげるための先行文献研究、研究のアイデア、論理、思考、成果分析等の能力を高め、また学際領域の研究法、専門領域教育者の育成の基盤づくりの科目を学修して、学位論文を作成する。

  1. 優れた専門的知識・技術を有するリハビリテーション分野の高度な専門職業人の育成:現代の多様化するニーズを有する個人に対応できるよう、高度な知識・技術を修得し、社会に貢献できる専門家を育成するために、共通科目、専門基礎科目及び専門科目を通じて保健・医療・福祉の最近の知見を修得する。
  2. 優れたリハビリテーション学教育に資する人材の育成:国内外の多くのリハビリテーションに関する情報を集積し、関連する学問的基礎を関連付けながらリハビリテーションの学問体系を構築することによって、科学的根拠に基づいた教育的素養を有する人材を育成する。
  3. リハビリテーション学研究に資する人材の育成:リハビリテーションに関して科学的に真理を追い求めることによって、リハビリテーション学を進歩させ、社会における知的財産を創造し、国民及び社会に貢献できる人材を育成する。

博士後期課程

研究科博士後期過程の授業科目に、共通科目及び専門科目を設定している。
共通科目は、総合リハビリテーションに共通する広範な知識と関係職種の理解と連携及びリハビリテーションスタッフに必須な研究マインド、実践の場に必要な指導力を発揮できる人材育成の基盤づくりを目指す。
専門科目は、研究論文をまとめあげるための先行文献研究、研究のアイデア、論理、思考、成果分析等の能力を高め、また学際領域の研究法、専門領域教育者の育成の基盤づくりの科目を学修して、独創性を有する学位論文を作成する。

  1. 優れた専門的知識・技術を有するリハビリテーション分野の高度な専門職業人の育成:現代の多様化するニーズを有する個人に対応できるよう、高度な知識・技術を修得し、社会に貢献できる専門家を育成するために、共通科目及び専門科目を通じて保健・医療・福祉の最近の知見を修得する。
  2. 優れたリハビリテーション学教育に資する人材の育成:国内外の多くのリハビリテーションに関する情報を集積し、関連する学問的基礎を関連付けながらリハビリテーションの学問体系を構築することによって、科学的根拠に基づいた教育的素養を有する人材を育成する。
  3. リハビリテーション学研究に資する人材の育成:リハビリテーションに関して科学的に真理を追い求めることによって、リハビリテーション学を進歩させ、社会における知的財産を創造し、国民及び社会に貢献できる人材を育成する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

総合リハビリテーション学研究科は、保健・医療・福祉領域における、①リーダーとなり得る高度な専門職業人の育成、②大学、短期大学、及び専門学校等での教育者の育成、③大学、研究機関及び企業での研究者の育成、等を目的とすることから、次のような学生を求める。

修士課程

保健・医療・福祉領域において

  1. 高度な職業人、教育・研究者を目指す人。(関心・意欲)
  2. 本研究科の理念・目的に沿う基礎的学力を有している人。(知識・理解)
  3. 本研究科の理念・目的に沿って自ら学修・論考を進めることのできる人。(思考・判断・表現)
博士後期課程

保健・医療・福祉領域において

  1. 高度な職業人、教育・研究者を目指すに足る意欲を備えている人。(関心・意欲)
  2. 高度な職業人、教育・研究者を目指すに足る基礎的知識・能力を備えている人。(知識・理解)
  3. 高度な職業人、教育・研究者を目指すために自ら学修・論考を進めることのできる人。(思考・判断・表現)

神戸学院大学大学院総合リハビリテーション学研究科規則(抄)

(研究科の目的)
第2条 研究科は、本学の建学の精神に則り、医学や医療技術の進歩、社会の制度及び現状と将来への展望を適切に把握して対応・支援できる人材並びにこれからのリハビリテーション領域における教育・研究を担い、高度専門職業人、教育者及び研究者として活躍できる人材の育成を図り、総合リハビリテーション学の発展に寄与することを目的とする。

学位論文審査基準

総合リハビリテーション学研究科 関連情報