食品薬品総合科学研究科
有瀬キャンパス
研究科長からのメッセージ
本研究科は、栄養学・薬学・臨床検査学・医学を専門とするさまざまな教員から高度な知識や技術を学びながら研究できるところが特徴です。現在の医療は患者を中心にして、他職種で構成するチーム医療で成り立っています。また、研究においても、分野を超えて共同研究することが当たり前になっています。さまざまな分野の知識や技術を身につけ、他職種を理解し、複眼的な思考を持つことは、将来社会のリーダーとして活躍するために必要です。
栄養学・4年制薬学・臨床検査学、もしくは関連する自然科学分野の大学院修士課程修了者の方々の入学をお待ちしております。さらに、社会人の方々も受け入れています。栄養士・管理栄養士・薬剤師または臨床検査技師などとして医療現場・行政機関さらには企業などで働きながら、博士後期課程を修了しやすい環境作りを進めています。臨床現場で直面されている課題を研究テーマとし、それを解決することで、より良い医療の提供につながるでしょう。
緑あふれる有瀬キャンパスで、ともに研究しましょう。
栄養学・薬学を追究し、食品・医薬品の総合知識を培う
栄養学、薬学もしくは関連領域の大学院修士課程修了者が、さらに栄養、食品、薬品、医療の分野の基礎・応用研究を行い、最先端の知識を修得することを目的とします。研究科修了時、論文審査に合格することで、「栄養学」あるいは「学術」の博士号が授与されます。食品、医薬品に関する課題を総合的な視野から扱える研究者をめざします。
研究科の目的
神戸学院大学大学院食品薬品総合科学研究科規則(抄)
- (研究科の目的)
- 第1条の2 本研究科博士後期課程の目的は、栄養学、薬学、臨床検査学及び医学の分野で所定の課程を修めた者に対して、さらに高度な栄養学に関する研究若しくは栄養学、薬学、臨床検査学及び医学を含む総合的な領域での研究を行うために必要な創造的能力の育成を図るとともに、グローバルな学術水準の向上に貢献し、併せて国民の健康の保持増進に貢献し得る高度専門職業人を養成することとする。
2024年度以降入学生
ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与の方針)
博士(栄養学)
栄養学に関して、最先端の高度な知識を修得し、研究対象や研究方法を自ら見出し、展開する研究遂行能力を獲得していることが、学位授与の要件である。栄養学の領域での斬新な発想、論理的な思考によって社会の発展と科学の進歩に貢献でき、さらに国際的に活動できる能力を身につけたオピニオンリーダーになることが必須である。
博士(学術)
栄養学、薬学、臨床検査学、医学の分野に関して、最先端の高度な知識を修得し、研究対象や研究方法を自ら見出し、展開する研究遂行能力を獲得していることが、学位授与の要件である。栄養学、薬学、臨床検査学、医学を含む総合的な領域での斬新な発想、論理的な思考によって社会の発展と科学の進歩に貢献でき、さらに国際的に活動できる能力を身につけたオピニオンリーダーになることが必須である。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
博士(栄養学)
食品薬品総合科学研究科では教育者・研究者もしくは実践の場で高度な専門職業人を養成するための知識・技能を修得できるようカリキュラムを編成している。栄養学、薬学、臨床検査学、医学の分野に関して、基礎科学から応用科学、臨床栄養学に至る5専門分野ならびに、研究に共通して必要な知識・技能を修得するための共通科目から、臨床栄養学分野を含む6単位以上選択して高度な専門知識を修得し、研究実施能力等を向上するために演習4単位(必修科目)を履修する。指導教員と副指導教員による複数指導体制のもとで、選択科目の選定をし、研究報告・論文を作成する。
博士(学術)
食品薬品総合科学研究科では教育者・研究者もしくは実践の場で高度な専門職業人を養成するための知識・技能を修得できるようカリキュラムを編成している。栄養学、薬学、臨床検査学、医学の分野に関して、基礎科学から応用科学、臨床栄養学に至る5専門分野ならびに、研究に共通して必要な知識・技能を修得するための共通科目から6単位以上選択して高度な専門知識を修得し、研究実施能力等を向上するために演習4単位(必修科目)を履修する。指導教員と副指導教員による複数指導体制のもとで、選択科目の選定をし、研究報告・論文を作成する。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
栄養学、薬学、臨床検査学、医学の分野での高度な専門家として、大学などの教育機関、保健機関、食品・薬品等の製造業の研究機関、その他マスメディアなどでの啓発活動等において活躍できる人材を養成する。この教育目標に沿う以下の人の入学を希望する。
- 次の2~6のいずれかに該当し、且つ修士の学位を有する者。または、これと同等以上の学力を有すると認められる者。
- 管理栄養士の資格を活かして、臨床、食育、行政の現場などにおいて生活習慣病の改善(一次予防)や健康寿命の延長を図るなど人々の健康増進に貢献しようとする人。
- 薬剤師・臨床検査技師などの資格を活かして、高度医療活動を通じた健康増進に国内外で貢献しようとする人。
- 最先端の生命科学の技術や方法論を駆使して、独創的な基礎研究や有益な新規栄養機能食品の開発などの応用研究を目指したい人。
- 大学などの教育機関で、栄養学、薬学、臨床検査学、医学の分野で教育研究職を希望する人。
- 栄養学、薬学、臨床検査学、医学の分野に関する諸現象を理論的に解釈し、人々の健康や福祉に貢献したい人。
2023年度以前入学生
ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与の方針)
栄養、食品、薬品、医療の分野に関して、最先端の高度な知識を修得し、研究対象や研究方法を自ら見出し、展開する研究遂行能力を獲得していることが、学位授与の要件である。栄養学と薬学の境界領域での斬新な発想、論理的な思考によって社会の発展と科学の進歩に貢献でき、さらに国際的に活動できる能力を身につけたオピニオンリーダーになることが必須である。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
食品薬品総合科学研究科では教育者・研究者もしくは実践の場で高度な専門職業人を養成するための知識・技能を修得できるようカリキュラムを編成している。栄養、食品、薬品、医療の分野に関して、基礎科学から応用科学、臨床栄養学に至る5専門分野から6単位以上選択して高度専門知識を修得し、研究実施能力等を向上するために演習4単位(必修科目)を履修する。指導教員と副指導教員による複数指導体制のもとで、選択科目の選定をし、研究報告を作成する。
アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
栄養、食品、薬品、医療の分野での高度な専門家として、大学などの教育機関、保健機関、食品・薬品等の製造業の研究機関、その他マスメディアなどでの啓発活動等において活躍できる人材を養成する。この教育目標に沿う以下の人の入学を希望する。
- 次の2~6のいずれかに該当し、且つ修士の学位を有する者。または、これと同等以上の学力を有すると認められる者。
- 管理栄養士の資格を活かして、臨床、食育、行政の現場などにおいて生活習慣病の改善(一次予防)や健康寿命の延長を図るなど人々の健康増進に貢献しようとする人。
- 薬剤師・臨床検査技師などの資格を活かして、高度医療活動を通じた健康増進に国内外で貢献しようとする人。
- 最先端の生命科学の技術や方法論を駆使して、独創的な基礎研究や有益な新規栄養機能食品の開発などの応用研究を目指したい人。
- 大学などの教育機関で、栄養、食品、薬品、医療の分野で教育研究職を希望する人。
- 栄養、食品、薬品、医療の分野に関する諸現象を理論的に解釈し、人々の健康や福祉に貢献したい人。
食品薬品総合科学研究科博士論文に求められる要件
博士論文は、栄養・食品・薬品・医療の分野の最先端の知識に基づき自ら研究対象や研究方法を見出し、展開する研究遂行能力が認められるものでなければならない。このような博士論文を作成しうる能力を確認するため、発表済み学術論文2報【うちfirst authorまたはcorresponding authorが1報以上】が求められる。