現代社会学部
現代社会学部の菊川ゼミが朝来市でフィールドワークを行いました
2024/07/09
現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミに所属する2~4年次生計31人が、7月7日に朝来市を訪れ、朝来市職員や地元農家との農業体験、夜久野高原の見学を行いました。
農業体験では、朝来市宮地区にあるジャガイモ畑でポテトチップス加工用のジャガイモの収穫を行いました。ジャガイモは土の中で育っているため、掘り取り時には芋を傷つけないように、細心の注意が必要となります。また、掘り残しがあってもいけないため、スコップで土中を深く掘り、目視で確認して、ジャガイモを収穫用のコンテナに入れていく作業を行いました。日中の気温は35度を超える猛暑日でしたが、こまめに水分補給や休憩をはさみ、無事にすべての収穫を終えることができました。
その後、4年次生が中心となって関わった「夜久野高原開発構想検討会」の対象地となった夜久野高原を見学し、朝来市職員より土地の歴史や農業利用の今後の方向性などの話を聞かせてもらいました。
フィールドワークに参加した現代社会学部3年次生の高橋美里さんは、「今回は2、3、4年次生の合同ゼミで朝来市にジャガイモの収穫体験でおじゃましました。最初は『朝来』という地名も読めないほど、ご縁のない土地でした。しかし、農業体験を通して自然が豊かなことを体感し、途中コウノトリも見ることができました。また、農家の皆さんもとてもフレンドリーで、楽しく一緒に作業することが出来て、とても貴重な体験になりました。当日は熱中症警戒アラートが出るほどの猛暑日で、いつも過酷な環境の中、作物を育てておられる農家さんの苦労を感じることができました」と話していました。