神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の学生11人が令和5年度兵庫県・丹波地域合同防災訓練に参加しました

2023/09/05

合同防災訓練の様子
合同防災訓練の様子
負傷者役として参加する学生
負傷者役として参加する学生
土砂崩れなどを想定した埋没車両
土砂崩れなどを想定した埋没車両
ロープレスキュー
ロープレスキュー
司会を務める安福瑞希さん
司会を務める安福瑞希さん

9月3日に兵庫県丹波市の「丹波の森公苑」をメイン会場として、「令和5年度兵庫県・丹波地域合同防災訓練」が行われ、現代社会学部の学生11人が参加しました。

当訓練は年に一度、県内各地持ち回りで実施しており、今回は丹波市、丹波篠山市、兵庫県が中心となる実行委員会が主催で行われ、約50の団体が参加しました。

県民の防災意識の高揚と地域防災力の向上を図ることを目的として実施され、大雨による河川の氾濫や土砂崩れなどを想定した埋没車両や倒壊建物からの救出救護訓練のほか、避難所の設置・運営訓練、ドローンによる物資搬送訓練、ライフライン復旧訓練等が行われました。

防災女子に所属する安福瑞希さん(社会防災学科2年次生)が、約2時間にわたって全体司会を務め、その他の学生10人は、丹波の森公苑グラウンドで行われた救出・救助訓練に負傷者役として参加しました。

救出・救護訓練に負傷者役として参加した学生は、各自与えられた設定に合わせて消防隊に救出されるまでの流れを体験しました。土砂崩れに巻き込まれたマイクロバスの乗客役を9人の学生が担当し、トリアージ(怪我の重症度に応じて治療順位を決定すること)を行いました。また、学生1人は、孤立住宅からの救出救護訓練で住人役を担当し、実際にロープレスキュー技術を使って建物から助け出される様子を実演しました。

訓練に参加した学生からは、「医療班や消防の方が的確に動いているのを見て、かっこいいと思った」「トリアージはドラマでしか見たことが無かったので興味深い体験だった。一人ひとりの状況把握を迅速に行っていてすごいと思った」などのコメントがありました。