神戸学院大学

現代社会学部

学生グループ「防災女子」が神戸市の地域貢献賞受賞を中村学長に報告しました

2025/03/26

中村学長に受賞を報告した(左から2人目)本田さん、(同3人目)永井さん、(右から3人目)中田さん、(同2人目)黒田さん。左端は舩木教授、右端は前田さん
中村学長に受賞を報告した(左から2人目)本田さん、(同3人目)永井さん、(右から3人目)中田さん、(同2人目)黒田さん。左端は舩木教授、右端は前田さん
中村学長に地域貢献賞の
中村学長に地域貢献賞の

神戸市が今年度創設した「令和6年度地域貢献賞」の団体部門に現代社会学部社会防災学科の女子学生を中心につくるグループ「防災女子」が選ばれ、3月25日に神戸市役所で感謝状を受け取りました。メンバー4人が翌26日、中村恵学長を表敬訪問し、受賞を報告しました。

同賞は地域課題の解決に取り組み市民や任意団体などが実施する自主的な活動の功績をたたえるものです。団体部門では43団体が選ばれました。

訪れた4人は黒田光夏さん(2年次生)、本田彩花さん(3年次生)、中田愛香さん(2年次生)、永井はるひさん(2年次生)です。同学科の舩木伸江教授と社会連携グループの前田緑さんが同席しました。

「安全なまちづくりのための活動」として、災害時を想定した状況での料理教室や使った分だけ買い足していくローリングストック方式による食料の備蓄方法を学んでもらうワークショップを開催し、防災意識の向上に寄与したことが評価されました。

特に中央区では「親子防災教室」に参加するなど、地域で活動を続けており、「防災女子」は昨年、結成10年の節目を祝いました。メンバーOGの卒業生は50人を超えています。

中村学長からは「最近、特に興味を持って取り組んでいる活動」について尋ねられ、学生らは、子どもの防災教育のためにシール教材を作ったことを紹介しました。体をつくるもとになる肉、魚など(赤)、エネルギーのもとになる米、パンなど(黄)、体の調子を整えるもとになる野菜、果物など(緑)の3色食品群ごとに色分けしたシールを先輩が描いた食材の絵に貼り、災害時にもバランスの取れた食事を意識してもらえるように工夫したといいます。地域の防災行事などでの活用が期待され、中村学長からも賞賛と激励の言葉がありました。