神戸学院大学

現代社会学部

社会防災学科の江田ゼミが株式会社アシックスと連携して、地域の子どもたちにお仕事講座「トライランド」を実施しました

2025/01/29

記念撮影するゼミ生と小学生
記念撮影するゼミ生と小学生
正しい靴のサイズと履き方について説明を受ける小学生
正しい靴のサイズと履き方について説明を受ける小学生

現代社会学部社会防災学科の江田英里香教授が担当する3年次生ゼミがSDGs(持続可能な開発目標)11「住み続けられるまちづくりを」の実現に向けてポートアイランドの地域課題にチャレンジしています。その一つが、住宅エリア、大学エリア、医療産業エリアなどのエリア間の交流として、ポートアイランドの小学生を対象に、地域企業に「お仕事講座」を実施してもらう「トライランド」です。2023年の江田ゼミ3年次生が学内の「チャレンジプロジェクト」で実施したプログラムを2024年度も引き継いでいます。

11月22日には「株式会社アシックス」に協力してもらい「スポーツの楽しさとすばらしさを体感しよう!」を実施しました。アシックススポーツミュージアム(2024年12月24日で閉館)の見学など盛りだくさんのプログラムとなりました。

アシックススポーツミュージアムでは、スポーツの歴史、アシックスの歴史やオリンピック選手のスピード体験を行いながら、クイズをしました。子どもたちは、初めて見るものや経験するものが多く、スポーツに興味を持って楽しんでいました。

次に足のサイズを測って足型を取り、自分に合わない靴を履き続けるとどうなるかなどを教えてもらいました。子どもたちは自分の足の形や実際のサイズに興味を示し、正しい靴のサイズと履き方を理解しようとしていました。

最後に実施した「からだかるた」はジェスチャーをしながらスポーツの競技名を当てるゲームで、子どもたちは一生懸命ジェスチャーをしながら、相手チームに勝てるように本気で取り組んでいました。分からないときでもヒントをもらいながら何とか正解し、楽しんでいる様子でした。

担当したゼミ生の坂本偲さんは以下の感想を寄せました。
≪私たちもミュージアムでは初めて見るものが多く、貴重な経験をしました。子どもたちの足のサイズを測ったり、クイズの答え合わせをしたりして、少しでも楽しめるように、またスポーツに対する興味や理解が少しでも深まるように見ていました。子どもたちの反応は素直で、楽しんでいるのがよくわかりました。

子どもたちにポートアイランドの企業について知ってもらい、スポーツに対する興味を深めるきっかけになったと思います。コーディネートや子どもたちの引率は大変でしたが、とても意味があるプログラムになったと思います≫

本社移転のため、ポートアイランドのアシックス本社での実施は今年が最後となりました。江田教授は、「ポートアイランドに本社がある日本を誇るスポーツメーカーのアシックスの皆さんに2年続けてご協力いただきました。一つ一つのプログラムに対するご対応やその姿勢は、これから社会で働く学生にとっては大きな学びとなりました」と話しています。

「トライランド」報告会の記事はこちら

「社会防災学科の江田ゼミが久保田セメント工業と連携して、地域の子どもたちにお仕事講座『トライランド』を実施しました」の記事はこちら