神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川講師がKOBEこども大学「フラワーボックスづくりから学ぶ植物の可能性 -ビタミンFで心に癒しを-」を開催しました

2022/10/18

フラワーボックスのアドバイスをする菊川講師
フラワーボックスのアドバイスをする菊川講師
講義を行う菊川講師
講義を行う菊川講師
ローズマリーに触れる参加者
ローズマリーに触れる参加者
フラワーボックス作りを行う参加者
フラワーボックス作りを行う参加者
花材を手渡す学生たち
花材を手渡す学生たち

現代社会学部現代社会学科の菊川裕幸講師が、10月15日に神戸三宮サテライトで、KOBEこども大学「フラワーボックスづくりから学ぶ植物の可能性 -ビタミンFで心に癒しを-」を開催しました。

当日は小学生とその保護者11組の親子が参加し、井上晴史さん、仙頭一樹さん、高安史弥さん、岡崎理乃さん、巽摩耶さん(いずれも現代社会学部現代社会学科2年次生)の5人の学生がスタッフを務めました。

冒頭、菊川講師による花束づくりのデモンストレーションを「パプリカ」の音楽に合わせて行いました。手際よく出来上がる花束に子供たちは興味津々。会場は大いに盛り上がりました。

前半の講義では、日本人と花の歴史から始まり、花が江戸時代に数千万円~1億円で取引されていたと説明がありました。次に、植物の持つさまざまな癒やし効果を『ビタミンF』というFlowerの「F」からとった造語を使って表現。「作業の合間に3分間、観葉植物を見るとストレスが下がる」「部屋にお花があることで、部屋の空気の浄化やストレス緩和効果がある」など、研究事例を交えてビタミン”F”の持つさまざまな効果を紹介しました。

後半のフラワーボックスづくりでは「お花の茎は斜めに切り、オアシスに刺さりやすくする」「『8:5:3』という美しく見せるための黄金比率」の説明の後、準備された菊の花やローズマリーなどの花材から、子どもたちが好きな花を選び、試行錯誤しながら色とりどりの個性を生かしたフラワーBOXを完成させました。

子どもたちの真剣な眼差しを前に、参加した巽さんは「子どもたちのように柔軟な考えを持つことの大切さを知るきっかけとなりました」と感心した様子でした。

フラワーBOXづくりでは、子どもたちだけでなく参加した保護者の方までも熱心に取り組み、植物に触れることで癒しと会話を深める貴重な時間を提供することができました。