現代社会学部の菊川ゼミが主体となり「第2回山賊ワイルドラン炎の宴in丹波篠山」を開催しました
2023/10/03
現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミが主体となって企画・運営した「第2回山賊ワイルドラン炎の宴in丹波篠山」が9月30日から10月1日にかけて丹波篠山市で開催されました。
昨年度の第1回大会の反省を生かし、より魅力的な大会になるようにゼミ3年次生が中心となって、半年間かけて準備してきました。当日の運営にはゼミの4年次生や現代社会実習ⅡBの履修生も加わり、総勢30人で運営にあたりました。昨年は4チームの出場でしたが今年は9チームに増え、関係者も合わせて100人以上が関わるイベントとなりました。
初日の前夜祭では、丹波篠山市の飲食店によるキッチンカーが出店し、鹿肉料理や日本酒などの丹波篠山を代表する特産品がふるまわれました。学生によるイベントは「薪割り体験」や「鹿の角アクセサリー制作」が行われ、子供から大人まで幅広い年齢層の皆さんの参加でにぎわいました。
2日目のラン本番は午前9時に各チームがスタート地点の「やまもりサーキット」から勢いよく駆け出しました。ゴール地点のJR篠山口駅まで約22キロのコースには複数のチェックポイントを設けました。最初は西紀北小学校周辺の「地域の宝さがし」で、小学生が選定した、寺院や観光農園などの見所を地図を手掛かりに探し当てていきました。次に「八百材舎BASE」で間伐体験を行い、伐採した木材を「木の駅」(間伐材の買取を行う地域団体)に持参し、「なちゅらるはーもにー農場」で落花生や黒枝豆の収穫体験を行いました。ランナーは収穫した農産物を抱え、「黒豆の館」、JA直売所の「味土里館」などに立ち寄りながらゴールに向かいました。
所要時間約4~5時間という体力勝負の過酷なレースは、到着時間、抱えてきた荷物の量などを総合して順位を決定しました。神戸学院大学チーム「農耕民族の宴」は総合3位でした。昨年からの連覇とはなりませんでしたが、4人のランナーは地域の魅力に触れながら、丹波篠山の風景や風物を楽しんで走破することができました。また、運営に携わった学生も地域の皆さんと協働しながら無事にイベントを終えることができ、大きな成長につながりました。
「次年度はさらに参加チームを増やし、内容も充実させ秋の丹波篠山のイベントとして認知していただけるように頑張りたいと思います。関係者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました」と菊川講師は話しています。