神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミ生が神戸市伊川谷地区で竹林整備とタケノコ掘りをしました

2025/04/18

竹林を整備する参加者ら
竹林を整備する参加者ら
竹チップの袋詰め作業
竹チップの袋詰め作業
収穫したタケノコ
収穫したタケノコ
さまざまな用途が期待される竹チップ
さまざまな用途が期待される竹チップ

現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミの4年次生2人が4月17日、神戸市の伊川谷地区にある竹林を整備しました。今回は神戸市経済観光局観光企画課、農政計画課の職員の皆さんなどと合同で実施し、神戸市内で新規就農した「楽農アカデミー」(詳しくはこちら)修了生も加わって、延べ20人程度での作業となりました。

竹林整備の現場は、同市西区伊川谷にある山林の一部です。近隣には花苗の生産農家が多く営農している場所で、昨年度は「花き栽培における竹資源の活用」に関する共同研究が行われました。

作業は、竹林内で枯死した竹を取り除き、不要な竹を間伐し、抜去した竹を竹破砕機によってチップ化しました。チップ化した竹は、農業利用のほか、市有地の有効管理への活用等が検討されています。

また、竹林整備の間には、今が旬のタケノコ掘りをしました。タケノコは収穫して、掘り出すだけで新たな竹の発生を抑制することができます。菊川ゼミでは今後も地域課題の一つである「放置竹林」や「竹林拡大」解決に向けた取り組みを行っていく予定です。

参加した菊川ゼミの河野愛花さんと水野愛唯さんは「行政と協力しての竹林整備を通じて、今後の放置竹林問題の解決に少しでも貢献し、肥料としての竹チップの活用拡大にも期待したいです」と語りました。