そなエリア東京(東京臨海広域防災公園)で、4大学の学生による防災教育イベントを開催しました
2024/03/08
3月2日、3日「東京臨海広域防災公園 春の防災ウィーク」において、神戸学院大学・東北福祉大学・東京家政大学・工学院大学の4大学の学生による防災教育イベントを開催しました。本学からは、現代社会学部 社会防災学科の青木翔佑さん(3年次生)、藤原勝利さん(2年次生)が参加しました。
「東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)」は、国土交通省・東京都が管轄する防災学習施設で、平常時は公園、首都圏での大規模な災害発生時には、災害現地対策本部が置かれる施設です。
本学のブースでは、「防災に関する事柄を%(パーセント)で理解するオリジナル防災クイズ」「段ボールベッドの展示」「本学で制作したオリジナル教材と防災グッズの展示」を行いました。他のブースでは、東北福祉大学による「減災すごろく」や「VR体験」、東京家政大学による「防災かるた」「けがの手当て(応急処置の仕方)」等、各大学の特色を生かした出展が行われました。
ブースを体験した来場者からは、「大学生が教える方が、大人が教えるより子どもたちがよく聞いてくれている」と感想をいただき、来場者に興味を持っていただきました。
関心高く参加してくれた来場者を前に、青木さんは「あまり機会のない東京での活動でしたが、ブースを訪れてくれた来場者は防災に対して熱心な方が多く驚きました。ただ話を聴くだけではなく、質問など対話をしてくださる方が多く、防災に対して熱心な姿勢が印象に残りました」と話しました。
本イベントは、今後起こりうる災害へ備えるための知恵を身に付けていただくことを目的に開催し、2日間で約500人の方が訪れました。
イベントを終えた藤原さんは「社会防災学科で活動する時とは違う、看護や福祉の視点からアプローチした他大学の防災の伝え方を見て、視野を広げて学ぶことが大切だと感じました。ブースでは、お客様の興味があるもの、何を知りたいのかを考えながら取り組みました。これからも防災が楽しく浸透していくよう活動していきたいです」と晴れやかな表情でした。