現代社会学部の岡崎ゼミ生が香川での実習から、たからうた「ココロノシャッター」を制作しました
2024/10/22
現代社会学部現代社会学科の岡崎宏樹教授ゼミは、地域のたからものに着目し、たからものをめぐる出会い、語り、想(おも)いを音楽にする「たからうたプロジェクト」に取り組んでいます。9月に3年次生が香川県丸亀市を訪問し、市役所地域づくり課の紹介で、「まるがめ世話やき隊」の紀伊孝彦さんを取材しました。
「まるがめ世話やき隊」は、丸亀市通町商店街の「シャッターをあける会」の活動を原点に、中心市街地の活性化を目的として、イベントの企画・運営、観光ガイドマップの製作、清掃美化活動などを行っています。学生たちは、市民交流活動センターマルタスの一室で、代表を務める紀伊さんの話を伺いました。
紀伊さんは大学時代からたくさんの地域活動に取り組んできましたが、その目的は利益ではなく、自分の学びのためだったと話します。たとえ失敗してもその経験が自分を豊かにしていく、だから「やらないという選択肢はない」「とりあえずやる」と語る紀伊さんの言葉に学生たちは深い感銘を受けました。
実習から戻ると、紀伊さんの語りをもとに、ゼミ生の多様な意見を取り入れながら、野村心源さんが「ココロノシャッター」という「たからうた」を制作しました。またゼミ生の撮影した写真・動画を活用し、上田陽菜乃さんが音楽動画を制作しました。歌詞には紀伊さんの話で特に印象的だった言葉が詩的に表現されています。映像は取材したマルタスや通町商店街の他、エンディングには夕暮れに訪問した父母ヶ浜(香川県三豊市)のシーンも登場します。
3年次後期の岡崎ゼミではこれから京都を舞台に「たからうたプロジェクト」に取り組みます。さらなる展開にご期待ください。
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