神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミが放置竹林の整備と竹資源の利活用について神戸市と共同研究を開始しました

2024/09/02

竹を切り出す学生
竹を切り出す学生
草花の培養土として利用する竹チップ
草花の培養土として利用する竹チップ
整備後の竹林で記念撮影する学生と高校生
整備後の竹林で記念撮影する学生と高校生
菊川講師の指導もあって優秀賞を受賞した大阪府立園芸高等学校の生徒
菊川講師の指導もあって優秀賞を受賞した大阪府立園芸高等学校の生徒

現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミは、神戸市農政計画課と協働し、放置竹林の整備と竹資源の利活用をテーマにした研究を8月から開始しました。主な研究内容は、放置竹林から伐採した竹をチップ化し家畜のふん尿と混和して堆肥化すること、竹チップを草花の培養土として利用することです。

研究開始にあたって8月17日、菊川ゼミの2~4年次生8人と共同研究を行っている大阪府立園芸高校の生徒7人が神戸市北区の竹林を整備しました。今回は山すそに広がるマダケ林の伐採を行いました。同地域では開花し、枯死しているハチク林も多く見受けられ、整備の必要性が高まっています。作業は大学生や高校生が若い力を発揮して1日で約2トンの竹を伐採、チップ化することができました。今後も地域の竹林整備を進めていく予定です。

また、菊川講師が指導・助言した大阪府立園芸高等学校のプロジェクトチームが、兵庫県加西市で開催された第72回近畿学校農業クラブ連盟大会のプロジェクト発表会、分野Ⅱ類に出場し、優秀賞を受賞しました。菊川講師は「引き続き、同校と連携し、竹利用の研究をさらに深めていきたいと考えています」と話しています。