現代社会学部
現代社会学部の菊川講師が朝来市夜久野高原開発構想検討委の座長に就任しました
2024/01/15
朝来市夜久野高原開発構想検討委員会の第1回検討委員会が1月9日に現地で開かれ、座長に現代社会学部の菊川裕幸講師が就任しました。また、菊川ゼミ3年次生の安井大介さん、大西恒輝さん、金谷菜未さんの3人も委員に就任しました。
夜久野高原は朝来市和田山町に位置しています。30万~40万年前、宝山が3回にわたり火山噴火を起こし、その時に流れ出た溶岩が冷え固まってできた玄武岩が基岩となっており、黒色の土壌が特徴的な高原です。現在は、地元のボランティアの人たちの尽力によるカラシナやコスモスの植栽により、四季折々の美しい景色が楽しめます。
本構想委員会では、夜久野高原にある市有地を観光資源として活用するなど、持続可能な計画について検討を行います。初回の検討委員会では、夜久野高原の現状についての説明があり、実際に現地を視察し、議論を深めました。こうした委員会に学生が参画するのは同市にとって初めてで、学生ならではの視点が期待されます。
委員の安井さんは「何を作ったら人は興味を持ってくれるのかとゼロベースから考えることに非常にワクワクします」と話しています。大西さんは「今回の打ち合わせでは、朝来市夜久野高原の市有地利用だけでなく、歴史や文化も知ることができました。これまでの丹波篠山市や神戸市西区での地域活動の経験を生かし、農業の発展だけでなく、将来的に都市部×地方の交流を生む場所にしたいです」と期待を膨らませています。会議は全3回の予定で、2月6日、3月5日にも開催されます。