神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の李洪章准教授と3年次生ゼミ「ながた部」の学生らが「神戸つながるトーク」で活動報告しました

2024/03/18

活動報告する「ながた部」の岩永菓さん
活動報告する「ながた部」の岩永菓さん
「神戸つながるトーク」に参加した岩永さん(左)、髙橋さん(中央)、細見さん
「神戸つながるトーク」に参加した岩永さん(左)、髙橋さん(中央)、細見さん
グループでの意見交換会で発言する細見さん 
グループでの意見交換会で発言する細見さん 

現代社会学部の李洪章准教授と3年次生ゼミ「ながた部」の学生らが3月15日、神戸市長田区の県立神戸生活創造センターで開かれた「神戸つながるトーク」(兵庫県神戸県民センター主催)に参加しました。

2050年の神戸の姿を描いた「神戸地域ビジョン2050」を推進する6団体と学生2団体が集まり、活動発表し、グループに分かれて意見交換しました。上限20万円の活動費を県が補助する「神戸地域ビジョン推進事業」について知ってもらい、地域活動に取り組む際の課題を共有し、解決へのヒントを得るために開催しました。

李ゼミでは新長田駅周辺など長田区でインタビューやフィールドワークを通じて共生社会について学ぶグループ「ながた部」を結成して、多文化共生イベントも開催しています。助成を受けた地域活動団体に続き、大学生による活動発表があり、代表の岩永菓(このみ)さんが昨年11月に新長田駅に近い大正筋商店街で実施した絵本の読み聞かせや手作り体験、各国の遊びのコーナーなどによる「わくわく多文化フェスティバル『あいあいがさ』」について報告しました。岩永さんは「子ども60人を含む130人に参加していただき、新長田に住むさまざまな国の人との交流を地域で楽しんでもらいました。多文化共生の大切さについての認識を子どもたちに持ってもらえて良かったです」と述べました。

この後、グループに分かれての意見交換となり、岩永さんのほか、「ながた部」の細見彩華さん、髙橋典希(のの)さんも積極的に発言していました。グループごとの報告では李准教授が「外国にルーツを持つ子ども向けのイベントの実施について話しました。大学生が関わると子どもにとってはより身近に感じられるようで、遊びながら子どもとうまく関わることができました。高齢化が進む中で大学生がどう関わるかについても考えていきたいです」と述べました。

このほか活動団体の「神戸インディペンデント映画祭」からは出品された自主映画の上映などがあり、活動における課題について経験を紹介してもらいました。