現代社会学部現代社会学科の岡崎宏樹教授ゼミは、地域のたからものに着目し、たからものをめぐる出会い、語り、想（おも）いを音楽にする「たからうたプロジェクト」に取り組んでいます。2024年度後期は３年次生が京都を舞台にプロジェクトを展開します。10月12日には３チームが３組の皆さんを取材しました。

１組目は、ラジオDJとして活躍するしもぐち☆雅充さん。ボーカリストからラジオDJに至る人生の歩みを、ユーモアあふれる語り口で真摯に話してもらいました。「スター・チーム」のメンバーは、音楽家のアヤヲさん、山田明義さんの協力を得て、今回の取材をもとに音楽を創作します。

２組目は、シンガーソングライターのYammy*さんとプロデューサーの廣瀬紳一さん。取材場所は管主の梶田真章さんのご厚意で京都市左京区の寺院「法然院」の部屋をお借りしました。「御縁」をめぐる梶田管主の法話を聞かせてもらった後、取材撮影に入りました。「お２人の言葉が学生たちの感性と知性を新しい回路に開いてくださったように思います」と岡崎教授は話しています。「ヤミー・チーム」は、今回の取材をもとにYammy*さん、廣瀬さんの協力を得て音楽を創作します。

３組目は、畳職人でロックバンドのボーカリスト、中西良和さん（＝マグマ中西さん）。中西畳商の工場で、畳づくりの精髄や音楽活動とのダブルライフの醍醐味について語ってもらいました。「マグマ・チーム」は、今回の取材をもとに、３年次生の野村心源さんと中西さんのコラボレーションで音楽を制作します。

音楽が完成すればミュージック・ビデオを制作しYouTubeで公開する予定です。併せて取材記事も作成・公開します。

「たからうたプロジェクト」のページはこちら