神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川裕幸講師が 令和4年度 大学発アーバンイノベーション神戸[大学研究者提案型]に採択されました

2022/11/21

現代社会学部の菊川裕幸講師が、令和4年度 大学発アーバンイノベーション神戸[大学研究者提案型]に採択されました。

神戸市が抱える行政課題や地域課題等の解決につながる研究活動への支援を通じて、独創的な解決手法の発見、新たな社会価値の創出を促進するとともに、神戸の未来社会の変革を担う高度人材の育成、発掘、循環の枠組みづくりを推進することを目的とした「大学発アーバンイノベーション神戸」の令和4年度大学研究者提案型(一般助成区分)に現代社会学部の菊川 裕幸講師(研究代表者)と現代社会学部の江田 英里香准教授(研究分担者)が採択されました。

研究課題名は、『土壌中の炭素貯留による低炭素社会の構築のための学校校庭の芝生化と有機農業の推進』となっており、研究目的は、1)学校校庭の芝生化および農地への有機肥料の投入による土壌中の炭素貯留量を明らかにし、2)芝生の有無や、従来通りの慣行農法との違いを分析し、3)これらの成果を、教育現場や農業生産現場に還元し、「神戸市地球温暖化防止実行計画」における新たな二酸化炭素吸収源対策に向けた取り組みとして発信し、教育・普及することです。

これらの取り組みにより、学校現場で児童・生徒を対象とした環境教育の一環として、有機農業の推進のための教育・普及活動を展開し、学校現場と農業現場の両輪で行う取り組みを「神戸市地球温暖化防止実行計画」において新たに位置付け、将来的には「こうべCO2バンク」によるクレジット申請を目指します。