現代社会学部の菊川ゼミ生が第3回丹波篠山研究発表会の地域実践活動報告で丹波篠山市長賞を受賞しました
2023/02/28
第3回丹波篠山研究発表会の地域実践活動報告が2月26日、丹波篠山市内で実施され、地域実践活動報告を行った現代社会学部の菊川ゼミの3年次生4人が丹波篠山市長賞を受賞しました。今回は3年ぶりの対面による会場実施で、80人を超える参加者がありました。15題の研究発表があり、発表会参加者による投票により、「応援したい!活動」に対して2件の発表に市長賞が贈られました。
菊川ゼミでは、2022年度より、丹波篠山市を中心としたフィールドワークや農業実習に取り組んでいます。研究発表会ではこうした活動の一環として昨年10月7日に実施した「第1回丹波篠山山賊ワイルドラン」について、その企画立案から運営について振り返り、地域に貢献できた点、イベント開催上で課題となった点、反省点や改善点などをまとめ、考察を加えて発表しました。
丹波篠山山賊ワイルドランは菊川ゼミの3年生12人が中心となり、神戸市の「なりわいカンパニー」と丹波篠山市の「ササノワ合同会社」、丹波篠山市の協力を得た産官学連携のプロジェクトとして実施されました。農村地帯を走ってもらいながら自然の美しさや食の豊かさを参加者に味わってもらう異色の企画を無事に開催することができました。
研究発表のリーダーを務めた堀内大斗さんが発表スライドの作成や当日の発表を行いました。受賞後の感想として、「他大学は、どのチームも丹波篠山の現状や課題と真剣に向き合い、たくさんの試行錯誤がされているように感じました。私たちが市長賞を受賞出来たことは本当に嬉しく思います。何よりも今回、他大学の活動や研究を知ることが出来て本当に良い刺激を受けることが出来ました。活動内容が違っても、共に篠山を盛り上げるチームとして、学生も一丸となって頑張りたいと思います」と話しています。
菊川講師は「丹波篠山山賊ワイルドランは2023年も開催する方向で調整を進めています。2022年の反省を生かし、よりよいイベントとなるように、また都市部と農村部をつなぎ、双方にとって有意義なものとなるように頑張っていきたいと思います」と意欲を燃やしています。