神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の松田ゼミ生が小豆島にて空き家の問題や地方への移住事業について学びました

2024/12/09

土庄町の事業内容の説明を受ける松田ゼミ生
土庄町の事業内容の説明を受ける松田ゼミ生
改修中の空き家の説明を受ける松田ゼミ生
改修中の空き家の説明を受ける松田ゼミ生
移住生活の居心地の良さや苦労話に耳を傾ける松田ゼミ生
移住生活の居心地の良さや苦労話に耳を傾ける松田ゼミ生

現代社会学部2年次後期の「現代社会基礎実習Ⅱ」および「ゼミナールⅡ」を履修している松田ヒロ子教授のゼミ生16人が11月29、30両日に空き家の問題や地方への移住事業に関する理解を深めるために、香川県にある小豆島でフィールドワークを行いました。

初日は小豆島土庄町の研修兼宿泊施設である「夢すび館」で土庄町職員の中村友幸さんから空き家や島内への移住に関連する町の事業内容(具体的には移住の相談、空き家バンク、移住交流滞在施設の運営、補助事業、移住・定住に向けた連携事業)についての説明を受けました。

2日目、松田ゼミ生はオリーブ公園を散策後、NPO法人トティエの大塚一歩さんに坂手地区の空き家を案内してもらいました。実際に運用されている移住滞在施設である「黒田邸」を訪れ、建物の改修や利用状況についての説明を受けました。同地区では、空き家の改修工事を担当されている小豆島町地域おこし協力隊員の大須賀嵩幸さんにも現在着工中の賃貸物件を案内してもらい、改修工事の工法などについて説明を受けました。

午後は、大阪城残石記念公園で小豆島の歴史を学んだ後、小豆島に移住し、飲食店「焼鳥 ハハクラ」を経営する清水美月さんから移住生活の実態について話を伺いました。
              
松田ゼミ生は、小豆島の人々との交流を通じて空き家の問題や移住事業に関する知見を広めました。