現代社会学部
防災女子に所属する社会防災学科生が防災啓発のワークショップを大丸神戸店で開催しました
2023/01/16
阪神淡路大震災から今年で28年。神戸学院大学では、「1.17を忘れない」と言う思いから、1.17に向けて毎年さまざまな防災啓発プログラムを実施しています。1月14日に、現代社会学部社会防災学科に所属する学生有志グループ「防災女子」の小山田遥さん、大西祐奈さん(いずれも同学科4年次生)、國松万熙さん(同学科3年次生)、稲塲未紗さん(同学科2年次生)が9人の参加者を対象に「災害時の食」について考えるワークショップを大丸神戸店 6F M BASE BARで実施しました。
災害時に食べる食材は、非常時専用(非常食)の“特別な食材”ではなく、普段の生活で使用している「おうちにある食材全部」であると伝え、ローリングストック法について話しました。災害時「食」の取り巻く環境について過去の災害で起こった事例を紹介し、カード教材を使って自宅にある食材を三色食品群に分けて栄養バランスについて考えてもらいました。
その後、災害時を想定してローリングストック食材を活用したポリ袋調理にチャレンジしました。この日のために、防災女子が大丸神戸店グローサリーコーナーの食材を使って考案したアレンジレシピ「黒豆おこわ」を作りました。お正月等で食す機会が多い、黒豆煮や栗の甘露煮を活用しました。
材料はシンプルで「もち米」と「黒豆煮」「栗の甘露煮」のみ。「このレシピで使用するポリ袋(高密度ポリエチレン製)での炊飯方法は、色々な料理に応用することができるので、ぜひ覚えてもらえたら嬉しいです」と、いくつかの応用レシピの紹介もしました。炊きあがった「黒豆おこわ」を試食した参加者からは、「こんなに簡単にごはんが炊けると思っていなかったので驚きました」「ぜひ自宅でもやってみたい」等の感想が聞かれました。