神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の菊川ゼミが丹波篠山市でフィールドワークを行いました

2024/06/25

トマトを収穫する学生
トマトを収穫する学生
丹波黒を定植する学生
丹波黒を定植する学生
欅農園代表の橋元さんから播種の方法を教わる学生
欅農園代表の橋元さんから播種の方法を教わる学生
篠山春日神社を参拝する学生
篠山春日神社を参拝する学生
篠山春日神社秋祭保存会の藤本会長の講話を聴く学生
篠山春日神社秋祭保存会の藤本会長の講話を聴く学生

現代社会学部の菊川裕幸講師ゼミに所属する2年次生20人が、6月23日に丹波篠山市を訪れ、農業体験や城下町散策、篠山春日神社秋祭保存会会長らと交流するなどのフィールドワークを行いました。

農業体験では就労継続支援B型事業所「襷農園」を訪問しました。最初に橋元工代表による事業所の説明や農福連携の取り組みについての紹介がありました。その後、地域特産品である「丹波黒大豆」の定植、シソやトウモロコシなどの播種、ビニールハウス内のトマトの収穫と出荷調整、除草などの作業を体験しました。また事業所で行われているパズル組み立てなどの内職も体験し、農業だけでなく、事業所や農福連携の取り組みについても触れることができました。

丹波篠山城下町の散策では、事前に丹波篠山市の町並みや歴史について学習し、散策ルートを決めました。城下町は新旧入り混じった店が多く、一部区間の電柱が地下埋設されるなど、魅力あるまちづくりが行われています。学生は気になった店を訪問し、発表に備えてメモや画像で記録していました。

その後、城下町にある由緒ある篠山春日神社を訪問し、同神社秋祭保存会の藤本善一会長による春日神社の歴史や秋祭りについての講話を聴きました。また、同神社に関わる瀬戸大喜氏からは、参拝の作法について学びました。

フィールドワークに参加した山脇彩加さんは、「今まで座学でしか学ぶ機会のなかった農業。今回、人生初めて本格的な苗植えをたすきファームさんでさせて頂きました。使う道具や土の感触など、普段の生活では触れることの無い、貴重な体験をすることが出来ました。改めて農作業の大変さを知ったと共に、普段当たり前に食事をとれていることに感謝したいと思いました」と感想を述べました。

また、田中龍磨さんは「藤本さんと瀬戸さんから春日神社の秋祭りはどういうものか、鉾山とはどういうものかを説明していただきました。その中で曳き手不足、子ども不足の現状を聞きました。座学の授業だけでは分からない過疎地域の現状を知ることができ、とてもいい経験になりました。私も秋祭りに参加したいと思いました。貴重なお話を聞かせていただき感謝しています」と語りました。