社会リハビリテーション学科の香山講師がカナダのヨーク大学を公式訪問・視察しました
2024/09/24
総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の香山芳範講師が交流協定校のカナダ・ヨーク大学をこのほど公式訪問して施設などを視察しました。帰国した香山講師は「訪問は、非常に充実した内容で、私たちの学びと国際交流を深める貴重な機会となりました」と振り返っています。
ヨーク大学は、カナダのトロント市中心部に位置し、アクセスも良好です。1959年に創立され、5万5000人以上の学生と11学部を有するオンタリオ州屈指の大学で、カナダの総合大学ランキングではトップ4に入っています。キャンパスは広大で、学舎のほか図書館やショッピングモールなどの施設が充実しており、大学全体が一つの街のようになっています。今回は、神戸学院の学生が学んでいるヨーク大学付属の英語教育機関(York University English Language Institute、略称YUELI)の視察と意見交換を行いました。
まず、経営学部3年次生の福田彩乃さん、人文学部4年次生の三浦花佳さん、社会リハビリテーション学科4年次生の吉成勇登さんへのインタビューを行いました。また、午後には、同学科4年次生の塩見湧真さんに対してもトロントでのワーキングホリデー参加に関するインタビューを実施しました。
その後、YUELIを訪問し、副所長のフランチェスカ・ボシェッティ博士をはじめ、バシャール・A・アンサリ氏やナタリヤ・ボルコフスカ氏など代表者の皆さんに迎えられました。彼らの案内のもと、キャンパスツアーや授業参観を通じて、現地の学生たちと交流し、非常に多くのことを学びました。
さらに、YUELIでの会議に参加し、カナダの成年後見制度と日本の成年後見制度の違いについて議論しました。その後、留学の振り返りを行う中で、吉成さん、塩見さんと話し、今回の留学がどのように彼らの成長に寄与したかを共有しました。
最後に、YUELIの関係者に対し、視察を通じて多くの知見を得たことに感謝の意を伝えました。香山講師は「ヨーク大学での経験は、今後の教育と研究において大いに役立つと確信しています。皆さんにも、ぜひこの素晴らしい大学を訪れてみてほしいと思います」と話しています。