総合リハビリテーション学部
第2回明石市後見支援センターワーキング会議に社会リハビリテーション学科の香山講師と学生2人が参加しました
2025/03/17
2024年度の第2回 明石市後見支援センターワーキング会議が3月7日、明石市立総合福祉センターで開催され、総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の香山芳範講師と学生2人が参加しました。法人後見受任団体の新規参入に向けた体制整備をテーマに、関係者が集い議論を深める場で、社会福祉の現場で働くことを目指す学生にとっては貴重な機会となりました。
法人後見とは、社会福祉法人や社団法人、NPO法人などの法人が成年後見人になり、判断能力が十分ではない人の保護、支援を行うことを言います。
会議は、第1回ワーキング会議の振り返りから始まり、現在の進捗状況の報告が行われました。その後、法人後見の運営や実務面でのサポート体制について意見が交わされ、来年度に向けた法人後見連絡会の立ち上げ準備に関する協議が行われました。各団体が直面する課題や今後の方向性について率直な意見が交わされ、有意義な話し合いとなりました。
帰省先の岡山から片道3時間かけて参加した播本若葉さん(2年次生)は、「法人後見の新規参入に向けた法人側の不安や課題を学ぶことができ、大学の講義では得られない貴重な経験となりました」と述べました。池上淘汰さん(4年次生)も、「地域で新しい取り組みを進めるには、多くの関係者の意見を調整し、他地域の事例を参考にしながら進める必要があると実感しました。社会人になる自覚を持つ良い機会になりました」と語りました。
香山講師は「ワーキング会議を通じて、法人後見の新規参入に向けた具体的な課題や支援のあり方について、参加者はさらなる議論の必要性を再確認しました。今後も、法人後見制度の充実と地域支援の強化を目指し、関係者と連携しながら取り組んでまいります」と話しています。