神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

第1回(東播地区)成年後見制度中核機関等交流会で社会リハビリテーション学科の香山講師が講演し、学生2人が参加しました

2025/02/14

交流会に参加した香山講師(後列中央)と学生ら
交流会に参加した香山講師(後列中央)と学生ら
講演する香山講師
講演する香山講師
学生も参加した意見交換会
学生も参加した意見交換会
意見を述べる岡杏幸さん
意見を述べる岡杏幸さん
岡さんの意見を聞く参加者ら
岡さんの意見を聞く参加者ら

第1回(東播地区)成年後見制度中核機関等交流会で社会リハビリテーション学部の香山講師が講演し、学生2人が参加しました

明石市社会福祉協議会が「第1回(東播地区)成年後見制度中核機関等交流会」を2月4日、同協議会で開催し、総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科の香山芳範講師が基調講演し、同学科の学生2人が参加しました。

自らの意思を示すことが難しい人など、権利擁護支援を必要とする人を、選任された後見人とともに支える「地域連携ネットワーク」があります。このネットワークの中核となる機関が関係を深め、課題を共有し、解決策を探ることを目的としています。

東播磨地区で成年後見制度中核機関となっている明石市後見支援センター、加古川市成年後見支援センター、高砂市成年後見支援センター、播磨町成年後見センター、稲美町社会福祉協議会の担当者が参加し、情報・意見交換しました。

香山講師は成年後見制度の現状と課題、並びに「地域連携ネットワーク」のあり方について講演しました。学生2人も意見交換に参加して地域ごとに異なる課題を知ることができました。香山講師によると、地域住民への成年後見制度の必要性や、民間社会福祉法人との連携をさらに密にするための情報共有の方法についても議論されました。今後の具体的な取り組みとして、地域ごとの課題を共有する定期的な会議を輪番制で開催することを検討し、次回は加古川市で開催することを決めました。

参加した岡杏幸さん(3年次生)は、「同じ東播磨地区でも各地域独自のさまざまな地域性を感じました。全く違う困りごとや意見が次々と出て、とても考えさせられました。さらに知識を身に着け、地域に関わりたいと感じました」と話していました。

また酒井琉生さん(同)は「知らない福祉用語が出てきて難しいやりとりでしたが、各地区の方々が話し合い、交流されている様子を拝見することができました。成年後見制度の利用者が少ないという課題にどう向き合っていくかというのは難しい問題で、意見交換を重ねチームワークで取り組むしかないとグループワークに参加して感じました」と述べました。