神戸学院大学

総合リハビリテーション学部

本学と大阪府八尾市が同市健康まちづくり共創協定を締結しました

2024/07/19

両者で交わした協定書を示す春藤学部長(左)と北村保健所長(右)
両者で交わした協定書を示す春藤学部長(左)と北村保健所長(右)

本学と大阪府八尾市が7月17日、「市民の身体活動の促進に係る八尾市健康まちづくり共創協定」を締結しました。

北村明彦八尾市保健所長兼健康まちづくり科学センター総長、同センターの植田素行参事兼センター所長と北川瞳係長(保健師)が有瀬キャンパスの総合リハビリテーション学部長室を訪れ、八尾市の大松桂右市長と中村恵学長名の協定書を締結しました。北村保健所長らから春藤久人学部長が協定書の内容をどう具体化するか説明を受け、大阪大学大学院博士課程で北村保健所長の指導を受け、協定の仲立ちをした同学部理学療法学科の柿花宏信助教を交えて懇談しました。

地域の健康課題の解決に向けて、相互に連携して取り組む事業を通じて、八尾市健康まちづくり計画の基本目標である健康寿命の延伸と健康コミュニティづくりの推進及び地域に貢献できるリハビリテーション専門職の育成に資することが協定の目的です。

締結によって本学と八尾市は①市民のフレイル予防を推進②市民の糖尿病予防を推進③市民の身体活動・運動の機会を提供④市内の高齢者の社会参加を促進――を実行する取り組みを行うほか、目的達成に必要な事項を実施します。

八尾市は「健康づくり大作戦」として糖尿病とフレイルの予防を掲げ、ウォーキングと健康遊具を活用した筋力運動を組み合わせた「公園てくてく健康づくり」コースを市内各地に設定し、市民が健康づくりに取り組める環境整備を行っています。

「コースを活用した健康教室を計画しており、リハビリテーションの専門職として指導いただければ」と八尾市の皆さんの期待は高まっています。一方、柿花助教は「学生には健康教室への参加を通じて、行政の方々が市民の健康を守るためにどのような取り組みを行っているかを現場で学び、その経験を基に理学療法士として市民の健康寿命延伸にどのように貢献できるかを考えてもらいたい」と話しました。春藤学部長も「健康教室で学生が実践的に市民の皆さんへの指導の現場を経験して、成長に繋がることを期待しています」と話していました。

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